銀幕大帝α

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オックスフォード連続殺人

2017年07月04日 12時56分59秒 | 洋画サスペンス
THE OXFORD MURDERS/Los crmenes de Oxford
2008年
スペイン/イギリス/フランス
107分
サスペンス/ミステリー
劇場未公開




監督:
アレックス・デ・ラ・イグレシア
『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』
原作:
ギジェルモ・マルティネス『オックスフォード連続殺人』
脚本:
アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:
イライジャ・ウッドマーティン
ジョン・ハートアーサー・セルダム
レオノール・ワトリングローナ
ジム・カーターピーターセン警部
ジュリー・コックスベス
アレックス・コックスカルマン
バーン・ゴーマンユーリ・ポドロフ
ドミニク・ピノンフランク
アンナ・マッセイイーグルトン夫人
ダニー・サパーニスコット
アラン・デヴィッドヒギンズ
トム・フレデリックウィトゲンシュタイン



<ストーリー>
オックスフォード大学に留学早々、マーティンは下宿先の未亡人の他殺死体を発見してしまう。彼は憧れの数学者・セルダム教授と共に真相究明に乗り出す。

-感想-

「俺にも分かり易く説明してくれ」
警部が言うのもごもっともで数列やら数式で物事語られてもさっぱり付いていけんて。
でもこれ作品を難しく見せる為のわざとな演出。
惑わされたらダメ。
鑑賞者の頭を混乱させておきながら実は事件の真相そのものに難解さはなし。

数式どうたらこうたらあんまり関係ないやん

と意外にあっさり風味の解決模様に一杯食わされた気分。

数学者の教授が最初の殺人事件に関わっていたて事で、マーティンの目を自分から背けさせる為にややこしい暗号とかを使っていただけの作戦の一つに過ぎず。
しかし名探偵?マーティンは最後に全ての事実を紐解き、見事綺麗に異なる殺人事件、関わりのない事故の裏側を暴いてみせる所に、なるほど!と膝を打つスッキリさを味あわせてくれました。

ただ模造品博物館にて最後、教授がマーティンに言い放つ台詞。
これはマーティンにとっては怖い一言。
何気ない言葉が人間の心を悪い方向へと動かすというブラックさが理屈としては合っており、下手に落ち込む人を勇気付けるのも時と場合によっては考え物だなと頷いてしまう自分がおりましたわ。

視線を思わず向けさせる奇妙なキャラクター達、ぎょうたましい会話の応酬ながらも怪しげに漂う空気に引き寄せられるストーリー展開。
この辺の作り込みはアレックス・デ・ラ・イグレシア監督らしさがとても出ていて良かった。
後、裸エプロンは男の浪漫だよね~笑。

サービスタイムですよここ、指で目をかっぴらいてでも凝視するべし。

評価:★★★
17/07/04DVD鑑賞(旧作)
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