銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
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レギオン

2010年09月26日 00時22分26秒 | 洋画アクション
LEGION/10年/米/100分/劇場公開
監督:スコット・スチュワート
出演:ポール・ベタニー、ルーカス・ブラック、タイリース・ギブソン、エイドリアンヌ・パリッキ

<ストーリー>
人類抹殺を神から指令された天使の集団レギオンが地上に襲来。砂漠のダイナーに居合わせた人々が、堕天使ミカエルと共にレギオンに立ち向かう。
<感想>
ぬわはは!なんじゃこりゃ(笑)。
わっけのわからん無茶苦茶な映画やねぇ。

堕天使と天使のガチンコ殴り合い

いやぁ何か幼稚園児並みの発想やけど、何じゃろ、私的にはこういう幼稚な話が好きなんやろな。
おもろかった^^

ミニスカでお尻をふりふりする女の子に視線が釘付けになってからは、ダイナー内外部とやけに展開がこじんまりとしていながらも、頭を高速回転させてレギオンに変身した人間どもが、ゾンビみたいにわらわらと押し寄せてくるもんだから、かなりテンション上がって観てしまった。

天井を這う婆さんや、手足びょ~んで四つん這いに襲ってくるアイスクリーム屋とか、もう下手したらコメディですがな。
至る所での発想もユニーク。

平凡なウエイトレスの赤ちゃんが救世主

なんでやねん!
死すべき者(中絶する予定だった)が生まれる事で人類の救世主となるのかいな。
そんなもん何処でもおるやろ、探せば。

なんてツッコンじゃ駄目ですね、はい、すんません。

羽を失った天使が、レギオンを相手に戦う術は銃!

銃ですか。
そうですか。
もっと凄そうな魔術とかではないんですね。

あれだけダイナーに人がいたのに、唐突に殺されていく意外性。

「悪いな、もう店じまいだ」

か~イカス捨て台詞だぜデニス・クエイド!!

ゾンビ映画と『The FEAST/ザ・フィースト』を足して2で割って更に終末感を味付けしたようなモロB級テイスト溢れる愉快作。

結局人間という生き物は愚かである

ラストシーンを観た感じじゃ、そんなテーマ性も含んでいるように思いもしないでもないけど、どうでもいいやそんなのって深く考えさせない能天気なハチャメチャさが私は好き。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂

2010年09月21日 23時40分52秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
PRINCE OF PERSIA: THE SANDS OF TIME/10年/米/117分/劇場公開
監督:マイク・ニューウェル
出演:ジェイク・ギレンホール、ジェマ・アータートン、ベン・キングズレー、アルフレッド・モリナ

<ストーリー>
父親殺しの濡れ衣を着せられ、汚名を晴らそうとする古代ペルシャ王国の王子ダスタンは、時を戻す事が出来る“時間の砂”を探す旅に出る。
<感想>
所詮ディズニーだし、お子ちゃまアドベンチャーやろ

こういう偏見は持たない方が良い。
が、この考えが逆に良い効果を齎す時もある。

滅茶苦茶面白かった!!

元がゲームなだけに、5分に一度はアクション・シーンが起きるのでダレ場がないときた。
それもなんちゃってアクションじゃなくて、冒頭からガンガンとパルクールを用いた本格的なアクションを繰り広げるので楽しさに持続を与えてくれる。

短剣の力である時を戻す演出も面白い。

王子と王女の大冒険映画である本作には、活劇は勿論、友情や愛も程良く丁寧に描かれていてかなりの娯楽作に仕上がっています。

映画によっては「そんな所でするか普通?」とか「今する時じゃないだろう」と思わせるキス・シーンだが、本編でのキス・シーンは抜群なタイミングでやってくるんだな~。
そこしかないだろうって場面だし、何度か機会はあったのに邪魔されてスカシ食らってのようやくの訪れだったので、思わずニヤッとしちゃった。

抜群な美女って程じゃないし、イケ面でもないジェマ・アータートンジェイク・ギレンホールだけれど、キャラクターとしてのお転婆という点では似た者同士な2人なので、素敵なキス・シーンでした^^

時を最初に戻しての大団円には纏まりがあり、綺麗に終わったという満足感もあったよね。
こりゃあ続編が出たら間違いなく観ます!!

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★★
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ウルフマン

2010年09月21日 22時52分52秒 | 洋画ホラー
THE WOLFMAN/10年/米/119分/劇場公開
監督:ジョー・ジョンストン
出演:ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス、エミリー・ブラント、ヒューゴ・ウィーヴィング

<ストーリー>
弟の行方を捜す途中で何者かに襲われた俳優が、満月になると狼男に変貌する。
<感想>
狼男の造形に対して賛否両論あるみたいだけれど、私はアリかな。

古典的ホラーをリメイクした作品なので、下手なCGモンスターよりかは、こちらの方がゴシック感があり、オリジナルに敬意を払っていると考えれば許せる範囲でしょう。
特殊メイクもリック・ベイカーという大御所を使っている訳だし、何ら問題ない、と思いたい所だったが、ちょっと背丈に微妙さが。

近めでは“狼男”だけれど、遠めだと“縫いぐるみ”なんだよ(笑)。

もうちょっと巨大にならなかったんかいな、と。

変身シーンや、狼男の軽やかで強靭な動き、グロテスクな切り株なんか良い部分はあるものの、何か全体的にパッとしない。
父と子の決戦なんかは一番のハイライト・シーンなはずなのに、どうにも迫力不足だし、そんな幕切れかよと思わずにはいられないラストにも余韻すら残さない。

銀の杖はキーアイテム的存在になるのかと思ったのだが、「別に」みたいな扱いだったしなぁ。

変身するまでの前置きも異様に長く冗長気味なのも減点。

盛り上がりそうで盛り上がらなかった、全てに詰めの甘さを感じた勿体無い作品。

関連作:『狼男』(‘41)(オリジナル)

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★☆
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べルベット・アサシン

2010年09月19日 17時18分50秒 | 洋画アクション
KIROT/09年/イスラエル・仏・米/104分/劇場未公開
監督:ダニー・ラーナー
出演:オルガ・キュリレンコ、ニネット・タイブ、ゾハール・シュトラウス

<ストーリー>
闇の組織から抜けたい女ヒットマンが、夫のDVに苦しむ女性と出会い、彼女を連れて逃亡する。
<感想>
娼婦が殺し屋になる過程や、何故にそんなに隣人女性を助けたがるのか、その辺の描写が薄いよね。

彼女なんかほっといて飛行機乗ってれば・・・て思っちゃう程、2人の女性の結び付きが良く分かんない。

それでも常にしかめっ面のオルガ・キュリレンコに可愛さを感じてしまったのですが。
何気にヌードシーンがあったり(一瞬だけなのが残念)、2人の女性がベッドで寄り添うシーンがあったりと、違う所でドキドキしましたけれど、終盤のバス内での銃撃戦では迫力と緊張感があり中々のものでした。

只、無駄なシーンが多くて、もう少し簡潔に描いていれば少しは良くなったかも。
電話のシーンとか正直いらんもん。

キャラ作りにも一工夫欲しかったですね。

感情的なものとか心の痛みなんかが余り伝わってこなかったので、2人の女性に魅力を感じなかったです。
あくまでもキャラクターとしてですけどね。

でもまぁ、何気に借りた作品だっただけに、普通には楽しめたかな。

評価:★★☆
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パリより愛をこめて

2010年09月19日 16時46分37秒 | 洋画アクション
FROM PARIS WITH LOVE/10年/仏/95分/劇場公開
監督:ピエール・モレル
出演:ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リス・マイヤーズ、カシア・スムートニアック

<ストーリー>
CIAエージェントの見習いと問答無用で銃をぶっ放すベテランが組み、暗殺テロ計画に加担する裏切り者を捜す。
<感想>
ベッソンらしい安っぽいストーリーながらもかなり面白かったです!!

『96時間』のベッソン&モレル監督コンビによる痛快なアクション映画ですね。
あっちは宣伝効果もあり知名度は高かったように思いますが、こっちは地味に公開されたのかな?
事実、レンタル開始されるまで私、知らなかったですし^^;

なりふり構わず銃をぶっ放すハゲ・・・失礼、トラヴォルタが無茶苦茶カッコ良かった。
一見、後先考えずに行動しているように見えるが、実はそうではない。
全て計算済みというのが何ともイカス。
一切被弾しない無敵のハゲ・・・失礼トラヴォルタの半端無い強さにかなり胸躍らされました。

シーンでは、螺旋階段上からハゲ・・・失礼トラちゃんが片付けた悪党がドッスンドッスンと落ちてくるのが演出的に面白くて印象に残りましたね。

ド派手な銃撃戦あり、フルスピードでのカー・チェイスありと、アクションシーンがこれでもかと矢継ぎ早にやってくるので凄く堪能出来ました。

フィアンセを失ったのに全く悲壮感がないエンディングはなんともベッソンらしい(笑)。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
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