CARRIERS/09年/米/85分/劇場公開
監督:アレックス・パストール、ダビ・パストール
出演:クリス・パイン、ルー・テイラー・プッチ、パイパー・ペラーボ、エミリー・ヴァンキャンプ
<感想>
感染者との接触を避けるため海岸を目指す生存者の男女4人。だが仲間の一人が感染してしまい、苦渋の選択を迫られる。
<感想>
冒頭、ロードウォリアーの車がサーフボードを乗せて疾走している。
車内では若い男女4人がはしゃいでいる。
まるで何処かに旅行しているかの様な呑気な風景なんだが・・・。
実はもう感染パンデミックは始まっているという現実が進行中だった!!
という前振りも何も無い驚きのオープニングからグイグイ引き込まれていきました。
感染したら“何か”に変わるという映画ではないです。
感染者と同じ車に乗っている事で常に恐怖さらされる人たちの苦悩と決断、そして愛する者との別れと悲劇を描いた作品となっています。
憐みを持たず、感染者は見捨てる
ルールに従い、何人もの人たちが無情にも車外に放り出され、置き去りにされていく。
例えそれが恋人だとしても。
見捨てられし者がその後全く出て来ないというのは、後味の悪さを大きくしていて、後々尾を引くような嫌な感じを抱かせる効果を齎している。
私的には好きな演出方法ですね。
下手に再登場させるより、バサッと切り捨てられた方が色んな事を考えさせられますから。
その後あの親子や、女性はどうなったんだろうという思いが物語が進んでいても頭をよぎっていきますしね。
旅の果てにあるのは希望か絶望か。
「ひとりぼっちになってしまった」
というセリフにある様に、この映画の終わりには希望の光は射し込んでこなかった。
絶望を確信させられる切ないエンディングに重なるが如く、旅先で起きた負の出来事を再び思い浮かべ、なんとも心が痛くなりました。
重度の感染者であった幼き少女と、発病直後の恋人女性の見捨てられた時のあの表情が忘れられないです。
2人ともキュートだっただけに尚更。。。
オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★☆
10/09/17DVD鑑賞
感染パニック・サスペンス・ドラマ ポニーキャニオン DVD新作
にほんブログ村
レンタル開始日:2010-09-15
監督:アレックス・パストール、ダビ・パストール
出演:クリス・パイン、ルー・テイラー・プッチ、パイパー・ペラーボ、エミリー・ヴァンキャンプ
<感想>
感染者との接触を避けるため海岸を目指す生存者の男女4人。だが仲間の一人が感染してしまい、苦渋の選択を迫られる。
<感想>
冒頭、ロードウォリアーの車がサーフボードを乗せて疾走している。
車内では若い男女4人がはしゃいでいる。
まるで何処かに旅行しているかの様な呑気な風景なんだが・・・。
実はもう感染パンデミックは始まっているという現実が進行中だった!!
という前振りも何も無い驚きのオープニングからグイグイ引き込まれていきました。
感染したら“何か”に変わるという映画ではないです。
感染者と同じ車に乗っている事で常に恐怖さらされる人たちの苦悩と決断、そして愛する者との別れと悲劇を描いた作品となっています。
憐みを持たず、感染者は見捨てる
ルールに従い、何人もの人たちが無情にも車外に放り出され、置き去りにされていく。
例えそれが恋人だとしても。
見捨てられし者がその後全く出て来ないというのは、後味の悪さを大きくしていて、後々尾を引くような嫌な感じを抱かせる効果を齎している。
私的には好きな演出方法ですね。
下手に再登場させるより、バサッと切り捨てられた方が色んな事を考えさせられますから。
その後あの親子や、女性はどうなったんだろうという思いが物語が進んでいても頭をよぎっていきますしね。
旅の果てにあるのは希望か絶望か。
「ひとりぼっちになってしまった」
というセリフにある様に、この映画の終わりには希望の光は射し込んでこなかった。
絶望を確信させられる切ないエンディングに重なるが如く、旅先で起きた負の出来事を再び思い浮かべ、なんとも心が痛くなりました。
重度の感染者であった幼き少女と、発病直後の恋人女性の見捨てられた時のあの表情が忘れられないです。
2人ともキュートだっただけに尚更。。。
オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★☆
10/09/17DVD鑑賞
感染パニック・サスペンス・ドラマ ポニーキャニオン DVD新作
にほんブログ村
レンタル開始日:2010-09-15