銀幕大帝α

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ディスコード -DISCORD-

2012年12月13日 01時55分39秒 | 洋画ホラー
THE PACT/12年/米/89分/ホラー/劇場未公開
-監督-
ニコラス・マッカーシー
-脚本-
ニコラス・マッカーシー

-出演-
*ケイティ・ロッツ
*キャスリーン・ローズ・パーキンス
*ヘイリー・ハドソン
<ストーリー>
異常なまでに神経質な母の下で育ったアニーは、ひとり立ちできる年齢になると静かに家を飛び出した。数年後、アニーは突然の母の死を機に再び故郷の土を踏むことに…。

<感想>

インディペンデント作品でありながらも全英ではスマッシュヒットを記録した作品らしい。

1回観ただけでは細かい部分が理解できず、2回目を2倍速で観てようやく解ってくるような内容。

ゴーストホラーものかと思わせつつ、実はキラーものと融合させている。
この辺が新感覚ホラーと謳っている理由かしら。

POVじゃない『パラノーマル・アクティビティ』を観ている感じで、超常現象、とりわけ人が何かの力によって宙を舞い、地面に叩きつけられる描写は恐ろしい程にきちんと作られているので、ある程度の緊張感を抱かされるのは嬉しい。

主人公に秘密部屋の存在を教えようとする霊たちの姿もインパクトを与え、この手の作品には絶対必要なビックリ演出もちゃっかり用意されている。
上を見上げたら天井に女霊がぷかぷかと浮いていたとか、それなりにゾクッとさせてくれます。

ホラージャンルがガラリと変わる後半は若干恐怖度が下がってしまうが、全体的に観ても割と丁寧に作られている為か、不思議と見入ってしまう力は持っている。
個人的には大粒な作品ではないけれど、決して悪くはないと思います。

評価:★★★
12/12/12DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-12-05
メーカー:クロックワークス

関連作:
『ディスコード -DISCORD-(2012)』(第1作)
『ディスコード -DISCORD-(2012)』(2回目の感想)
『ディスコード/ジ・アフター(2014)』(第2作)
コメント (4)
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ビンゴ

2012年12月13日 01時17分19秒 | 邦画ホラー
12年/日本/100分/ホラー/劇場公開(2012/09/22)
-監督-
福田陽平
『×ゲーム』
-原作-
山田悠介
-脚本-
福田陽平

-出演-
*清水一希
*松井咲子
<ストーリー>
死刑制度の大改正が行われた20XX年の日本では、囚人たちを死刑にするかどうかを被害者家族がビンゴで決めるというシステムが採用されていて…。
<感想>

山田悠介原作の映画化のものでは悪い出来。
はっきり言って全く面白くない。

そもそも死刑囚たちにしろ、ビンゴを見守る被害者家族にしろキャラが

個性豊か過ぎて

鬱陶しい。
死刑囚たちなんて皆精神病患者みたいだ。
キチガイかよって。
目障り過ぎて観るに耐えない。

被害者家族側も黙って投票しろよ。
ギャーギャー騒ぐ為に来てるのか?
一々「誰よ彼に投票したのは!」とかもう喧しいわっ。

こちとらじっくり観たいのに、役者の演技がオーバー過ぎるから気が散って全く集中出来なかった。

両親殺しの真相部分にはどんでん返しが用意されているが、結局死刑にするなら何故に最後の1人になるまで生き残らせたんだ?
ビンゴにする必要ねぇやん。
オチはチグハグ、展開はグダグダ。

咲子ちゃんの髪型変。

ながら観しちゃう位どうでもいい作品。

オフィシャル・サイト

評価:
12/12/12DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-12-04
メーカー:チャンス イン
コメント (2)
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ハングリー・ラビット

2012年12月11日 20時54分37秒 | 洋画サスペンス
SEEKING JUSTICE/11年/米/106分/サスペンス・アクション/劇場公開(2012/06/16)
-監督-
ロジャー・ドナルドソン
-製作-
トビー・マグワイア

-出演-
ニコラス・ケイジ『ブレイクアウト』・・・ウィル・ジェラード
ジャニュアリー・ジョーンズ『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』・・・ローラ・ジェラード
ガイ・ピアース『ダーク・フェアリー』・・・サイモン
ハロルド・ペリノー『トランジット』・・・ジミー
<ストーリー>
妻と共に幸せな日々を送る高校教師のウィル。ある日、彼の妻が帰宅途中に暴行される事件が起こり…。

“代理殺人”の契約から始まる、
危険な罠――


<感想>

代理殺人業者にその場勢いでお願いしたら、半年後に自分にも殺人依頼がやってきたというお話。

恩には恩で返せ

みたいなヤツですかね。
面白いプロットだし、中々のテンポの良さがあって楽しく観れました。

高速道路であわやトラックに轢かれそうになるシーンはニコケイ本人が代役立てずにやってのけたとか。
ギリギリセーフでしたねぇ。
その後追っかけて来た男が車に轢かれてそのまま引きずられる所まで見応えのあるシーンになっていました。

組織の内部関係者があちこちに居るってのは良く見かけるものですが、それがあっての緊張感なるものも生まれていました。
秘密の中心に迫れば迫るほど己の身の危険も高まっていくという展開に加え、
パトカーとのカーチェイスや、ショッピングモールでの肉弾戦と本編中僅かながらも白熱したアクションもあり、良い具合に見入ってしまう事が出来ました。
解り易いストーリーも○。
なんにせよ

奥さんが勇敢に立ち向かう人で良かったよ。
夫に内緒で護身用として勝手に拳銃を購入していたけれども結果的には役立っていたからね。
催涙スプレーもそうだけど。
芯の強い妻がいたからこその危機脱出でした。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
12/12/11DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-12-04
メーカー:ハピネット
コメント (16)
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少年は残酷な弓を射る

2012年12月09日 20時57分50秒 | 洋画サスペンス
WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN/11年/英/112分/ミステリー・サスペンス・ドラマ/PG12/劇場公開(2012/06/30)
-監督-
リン・ラムジー
-製作総指揮-
リン・ラムジー
-原作-
ライオネル・シュライバー『少年は残酷な弓を射る』
-脚本-
リン・ラムジー

-出演-
ティルダ・スウィントン『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』・・・エヴァ
ジョン・C・ライリー『おとなのけんか』・・・フランクリン
エズラ・ミラー・・・ケヴィン
<ストーリー>
作家のエヴァが授かった息子・ケヴィンは、なぜか幼い頃から母親であるエヴァにだけ反抗を繰り返し心を開こうとしなかった。やがてケヴィンは美しく賢い完璧な息子へと成長し…。

母さん、僕が怖い?

<感想>


生まれた時から反抗期

母さん、こんな僕が息子でごめんなさい…ニヤリ

少年犯罪はこうして生まれるんだよという1例みたいな作品ですね。

オープニングを観た感じでは、何か大きな事件が起きたんだなと、大方予感はさせます。
周りから完全に孤立してしまっているエヴァなので、相当凄い事が起きてしまったんだと分かります。
けどそれが何なのかは後半を観てのお楽しみ?という事で、序盤から終盤にかけてゆっくりと息子ケヴィンの母親に対する反抗的な態度がこれでもかと描かれています。

赤ん坊の時から母親だけは抱かれても泣き止まない。
その後歳を重ねて行ってもオムツを外さず、全く言う事を聞かない。
そんな荒くれな態度は少年へと青年へと成長していっても収まる所かどんどん悪化していく有様。

父親だけには笑顔を見せる。
しかしそれは上辺だけの作り笑顔。
対して母親に見せる目つきの悪いことって言ったらもう。

正に悪魔の申し子!

私の息子の育て方の何処がいけなかったのか。
たっぷり愛情を注いだはずなのに何が足りなかったんだろうか。
苦悩する母エヴァの表情がどんどん痛々しくなるのが観ている私にとっても辛い。

そして予想だにしなかった惨劇を目の当たりにし、その犯人が息子ケヴィンだと知った時のエヴァが落胆する姿は悲劇そのもの。

暗いよ~。
重いよ~。
救いようがないよ~。

自分の思い通りに子供を育てられなかった親の気持ちというものが我々にも悲しみと共に重く圧し掛かってくる。

子育ての難しさをあれこれと考えさせられる問題作だねこれは。
決して気分の良いものではないので、ある程度覚悟して観るべし。

今作の娘にしたい子役図鑑

エヴァの娘でありケヴィンの妹。
すっごく可愛い。
こんなにも可愛い妹を反抗期ケヴィンは。。。
それと片目を失っちゃうんだけども、その経緯が今ひとつ良く分からなかった。
ケヴィンが何かやったの??

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
12/12/09DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-12-07
メーカー:東宝
コメント (8)
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ピラニア リターンズ

2012年12月09日 00時01分40秒 | 洋画ホラー
PIRANHA 3DD/12年/米/83分/パニック・ホラー/R18+/劇場公開(2012/07/14)
-監督-
ジョン・ギャラガー
『The FEAST/ザ・フィースト』

-出演-
ダニエル・パナベイカー『ザ・ウォード/監禁病棟』
マット・ブッシュ『アドベンチャーランドへようこそ』
デヴィッド・ケックナー『ファイナル・デッドブリッジ』
クリストファー・ロイド『ピラニア』
デヴィッド・ハッセルホフ『イースターラビットのキャンディ工場』
<ストーリー>
能天気な若者やビキニを脱ぎ捨てた美女たちが入り乱れるウォーター・パークを舞台に再び惨劇の幕が開く。ピラニアの鋭い牙から逃れることはできるのか…。

あの惨劇から1年。より凶暴になって奴らが夏に戻ってきた――。

<感想>

馬鹿の極み















生首ぱふぱふ

ワロタww

上のは阿呆過ぎて吹いたけど、前作の方が遥かに面白かったねぇ。
全体を見渡すとグロとエロとユーモアに工夫が足りない。
グロに関しては手足バラバラをグチャグチャに見せているだけだし、エロに関してもシリコンおっぱいをボヨンボヨンと揺らしているだけ。

燃えない
萌えない
盛り上がらない

義足の黒人なんてもっと活躍させても良かったんじゃないすかね。
前作のキャラを出すのは良いけど扱いが雑。
デヴィッド・ハッセルホフもそうだけどどうにも起用の仕方が勿体無い。
このおっさん、何しに登場したんだか^^;

演出下手なのかプールの惨劇も全然パニックにもなっていない。
ただ犠牲者たちが闇雲に慌てふためいて血まみれでギャーギャー騒いでいるだけだからテンション上がんねぇんだよな。
そう考えるとアジャ監督は観客を喜ばせるツボをきちんと心得ていたってことなんやろね。

この作品にはエログロは必要不可欠だと思うけれど、今回は監督の色が出ちゃって単に下品なだけで終わっちゃっているから余り面白くないのよ。
笑いがプラスされてこそだと思うんだよね。
それが前作にはあった。
だからあれだけ面白かったんだろう。

後その面白味のないエログロをポンポンと繋ぎ合わしているだけの物語性の薄いものになっているから本編の尺が70分くらいしかないのよ。
残りの10分は何を流しているかというとこれまた全然笑えないNG集。
こんなんで尺伸ばしするなよ。
陸歩行可能になったピラニアをまた続編で使いたいならば、その時は監督はアジャに戻す事。
これ命令な!

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『ピラニア3D(2010)』(第1作)
『ピラニア リターンズ(2012)』(第2作)

評価:★★★
12/12/08DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-12-04
メーカー:ブロードメディア・スタジオ

ここからは未成年は閲覧禁止だよ。
アソコを観たけりゃ大人になれ!
























【秘密の花園】へようこそ

無修正かよ!
モロ見えじゃねぇか。
薄らボカシもないなんて、一体日本の映倫さんどういうこったい!?
コメント (18)
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