ようやく秋の気配が・・・というよりも、夏の終息する気配の今日この頃。
昨日は銀座で名を馳せた、ある名物マスターバーテンダーの命日でした。
20年以上も前に、深夜の銀座がまだ華やかだった頃、先輩方に連れられて
よくお邪魔したサパークラブ(というのでしょうか?)・・・黒服のスタッフだけの
サービスで、全員がバーテンダーかソムリエ、レストランとしてもしっかりとした
名物料理の数々を常に提供できる場所。席数も50くらいはあって、
かのマスターは、深夜12時を過ぎると、白いバーコートを真っ赤なものに着替えて
颯爽と再登場
銀座や赤坂のクラブから流れてきたたくさんのお客様たちを迎えたものでした
世界的にも活躍し、日本のバーテンダーの地位を確立した立役者のような方なので
彼の作ってくれたご自慢のカクテルなどは記憶にあっても、とても作れませんし
現在の店を継いでいるスタッフの心尽くしの名物料理の一つ「ローストビーフサンド」を
届けていただいて、当時を知る方とひっそりと献杯
今夜はその店にゆかりのある深澤さんと下間さんのDuo、想い出の曲を演奏して
もう一度献杯したいと思います
深澤さんが以前に、そのマスターのために作った曲に昨年私が歌詞をつけた
「門外不出の(というか、外部のひとは知らない)」ものがあり、その曲も
やってみたいな、と思っております。