銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

Just A Gigolo

2024-02-13 14:20:31 | つれづれ
初めて彼を見たのは、パリのカフェだった。
フランス人で先の戦争の英雄
でも戦争が終った後、 平和が彼に与えたものは
いくつかの安っぽい勲章・・・ほかには何もなかった。
今は毎晩、あの同じカフェで彼を見かけるよ。
ご婦人の間を回ってはささやいている。
「マダム、私がお気に召したなら、どうぞ雇ってください。
佳き時代を知っているジゴロを。」

あなたはただのジゴロ
どこへ行っても あなたが何をしているかみんな知ってる
ダンスをしたり、疑似恋愛でお金をもらって
すぐにまた次のレディーに乗り換えて・・・

でも、若さはそのうち色褪せる
その時、人はなんて言うと思う?
本人もわかっているよね
「ただのジゴロだったのさ。
彼がいなくても世界は回って行くよ。」

 1924年にドイツ語で書かれたJulius Brammerの詩に、
1928年にイタリア人のLeonello Casucci が曲をつけ、
Austrian Tangoとして舞台にかけられた。
1929年には Irving Caesarによって英訳された、
という歌です。
1979年の映画ではDavid Bowie主演で、Marlene Dietrichが
歌っています。
 光井章夫さんのお得異曲だったので、私の中では
ジゴロ役本人が自嘲的に歌うイメージだったのですが、
Dietrichの説得力にヤラレて、やってみようかしら、と
思った次第(*´σー`)エヘヘ



コメント
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