♫
どこかに 私たちのための場所がある
平和で静かで空が見える・・・
そんなどこかの場所が きっと私たちを待っていてくれる
いつか 私たちのための“時”が
共に過ごし 全てを味わい 大切にするべき
そんな時がきっと来る
いつの日か どこかで
二人で生き直せる
全てを許せる生き方がきっとある
どこかにそんな時と場所がある
さあ、私の手を取って
私たちはもう その道の半ばにいるんだ
手を取って
私がきっとその場所にあなたを連れて行くから ♫
1961年 映画「West Side Story」の中で
グループ同士のケンカの弾みで相手を殺してしまい、
恋仲だった相手の妹と、手を取り合って「逃げなきゃ」
という切羽詰まった場面で歌われる曲。
絶望的に切ないセッティングなのですが、
どこかに浮世離れしたほわんとした感じもあり、
演奏だけでギュッとつかまれるような
美しい曲です。 レナード・バーンスタイン作。