先日、嬉しいニュースが飛び込んできました!
昨年5月、民事再生法による経営再建を断念し、
全従業員を解雇して550年の歴史に幕を閉じた老舗和菓子店・駿河屋が
総業家を社長として新たな会社を立ち上げ、3月24日に再オープン。
再スタートの今日、行ってまいりました。
亡き祖母との思い出が詰まった、駿河屋の本ノ字饅頭。
応援しているからこその辛口レポになりますが、
よかったらお付き合いくださいませ。
総本家駿河屋
和歌山県和歌山市駿河町12番地
11時前にお店に行ったのですが、なんだか人が少ない・・・
正午開店の張り紙が!!
お店の方に整理券の有無を確認すると、発行していないとのこと
(←和歌山だからしょーがないか・・・)
で、14時過ぎに再度お店に向かうと ↓ 行列!!
買うだけだからすぐに自分の番が回っくるだろうと思い、最後尾に並ぶと、
お店の方から 「本ノ字饅頭ご希望の方に整理券をお配りしています」 と
渡された整理券は 「88番」
予想以上の売れ行きだそうで整理券を発行することにしたのだとか。。。
ワタシが午前中行ったときには 「無い!」と言ったのにね。
この日は風が強く、外で待っているのも寒くて、
並んでいる人にお店からは一口サイズの羊羹が配られていました。
私の目に前にも、羊羹がやってきたのですが、、、
いったん整理券を受け取ったものの、本ノ字饅頭を作りながらの販売で、
1時間以上待ちが確実と言うので、日を改めることにしたのです。
整理券をお返しした途端、
羊羹を配っていた女性の店員さんが背を向けて去って行ってしまいました。
お昼を食べたばかりで、お腹もいっぱいだったので別にいいのですが、
ワタシ今日2度も来ているし、
(1度目は時間を確認していなかった自分のミスですが )
お店側として「せっかく来てくださったのですから」 と
羊羹をサービスした方が印象がいいと思うのです。
駿河屋を応援する気持ちで、再オープン当日に来ているのに、
再出発の日にこのような対応はいかがなものでしょう・・・。
若い方なら気遣いが足りなくても仕方がないかもと思いますが、
けっこう年配の方でした。
羊羹云々より、この「姿勢」が気にいらないわ!
お客さんに対する感謝の気持ちが全く感じられません。
今はネットでいろんな商品が購入できる時代・・・。
駿河屋倒産の原因はいろいろと言われていますが、
こういった従業員のお客さまへの姿勢が業績悪化の原因でもあったのでは・・・と
思ってしまいます。
追記:
上記のようなことがあっても、(応援してまーす!)
和歌山滞在最終日に再々度駿河屋へ。
東京へのお土産を買いに来ました。
東京には虎屋がありますが、練羊羹発祥は駿河屋ですもの。
店内には、徳川家に献上の際に使用されたものなどが飾られていました。
なんといっても、550年の歴史ですからね!
本ノ字饅頭は、またもや完売でしたので、せめて写真だけでも。
次回帰省の楽しみにしまーす。