なんとなくこの3連休までお正月気分を引きずっています。
かなり食べ過ぎてしまいました。。。
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さて、前ブログに続き、2016年の話題をもう1つ。
12月某日。
パートナーが、子どもたちを近所の公園に連れていってくれている間に映画を観てきました。
最近は映画を観る機会も少なくなっているのですが、
私の場合、映画は気が向いた時にフラっと、しかも人が少なくなる時期に行くことがほとんど。
広い会場に観客が数人ということもザラ。
ど真ん中のシートを陣取って、もちろん、前後左右誰もいない、スクリーンが誰かの頭で隠れることもない、
作品の世界を邪魔するものが何もない、さみしいかもしれませんが、そんな空間で観る方が好きなんです。
評判を聞いて、気になっていた作品「君の名は」
当日はほぼ満席で、しかも、子どもが多く、お手洗いが我慢できなくて、席を立つ人の多いこと、多いこと。
私にも子どもがいますし、仕方がないんですけどね、、、
やっぱり、次回からは閑散期に来ようと思ったのでした。
1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。
高校生の入れ替わりがテーマということだけは知っていて、よくある恋愛もの?と思っていたのですが、
それだけでは、こんなに評判を呼ぶはずもなく。
最先端を行く東京と脈絡と受け継がれてきた伝統・美しい日本の原風景のコントラストが幾重にも織り重なり、
ストーリーに緩急をつける、思春期ならではの展開、そして意外な真実も待ち受ける。
なぜ入れ替わりの相手が龍なのかという疑問は残りますが、、、
途中で飽きることもなく、最後の最後まで読めない展開に、様々なことが絡まりあったストーリー。
ラストには出会うことのない2人が出逢います。
何か心にじんわりと残る、それが何か表現できないのですが、是非一度観ることをお勧めしたい作品。
私の感性では捉えきれない、何かが隠されているような気がします。
宮崎作品より、断然新海派!になりました。