映画ジョーカーを観ました。
ジョーカー
孤独だが心優しかった男が<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌していくドラマを、ホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップス監督で映画化。「どんな時も 笑顔で」そして「人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大道芸人として生きていたアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)。ジョークで世界に笑いを届けるはずだった男は、巨大な悪へと変貌していく......。(イオンシネマより)
正直に告白すると、上映30分くらいまでは、劇場に足を運んだことを後悔していました。
なんだか気味が悪いし怖いしで。途中、抜けようかと思ったくらい。
結局、最後まで観ましたが、後味が悪く、疑問点が多く残る映画でした。
で、結局、誰がアーサーの父親なのか、、、
私は、ペニーの考えが妄想である、という証拠は精神病院のカルテのみなので、
トーマスが自分の身を守るために権力を使って偽装したのではないか、、、と思っています。
マレーのトークショーに呼ばれたアーサーは、
番組内で自分に銃口を向けるのでは、、、と想像していたら、まさか、まさかでしたし、
もっと予想外だったのは、母親を手にかけてしまったこと。
疑問点を解消するために、感想をネットで検索してみましたが、
「妄想」というものに、私は全く気付いていませんでした!!
恋人(?)のシングルマザーが、アーサーが自分の部屋にいることに、
驚きと恐怖があったのは、”付き合っている”という、アーサーの妄想だったのですね。
だと、納得がいきます。
映画の最初の方で、アーサーが「こんなことなら病院にいる方がよかった」と
言っているのは、看板を盗まれた際に、大怪我を負わされたので、
その治療のために入院していたのだと思っていました。
他にも、ウェイン夫妻を殺害したのは誰?
富裕層を憎んでいる人?
それとも、ウェイン夫妻と知った上でのピエロの仮面を被った顔見知りの犯行?
精神病院で、女医のカウンセリングの後、足跡が赤かったのは、女医を殺害したから?
あの部屋に殺害できるようなものがあったのか?
皮肉にも、殺人鬼になってしまった後が、生涯の中で唯一幸せを感じた瞬間だったのかも。
(↑これも妄想?)
見る人によって見え方が大きく変わりそうな、とても考えさせられる内容でした。
でも、妄想だなんて、夢にも思わないですよ!!
そんなのアリ!?