中国の結婚式には何度も出席したのですが、
農村の結婚式は初めての経験なので紹介します。
前の日から結婚式の料理は近所の人が手伝ってすべて自前で作ります。
大きな鍋が3個、結婚当日間際まで料理を作っていました。
寒い外で料理を作っているのは男連中が中心です。。。
暖かい部屋の中では奥さん連中・・・、
中国の男性は優しのか?
それとも日本と同じで奥さんが強いのかも知れません。
花婿、花嫁が登場するまでの間、歌と手品の余興があります。
しかし・・・・
手品は棒が花に変わったり、黄色いハンカチが赤く変わったり・・
素人の誰が見てもネタが分かるようなものばかり、
さすが農村の手品といった感じです。
そろそろ花婿、花嫁が登場する時刻です。
爆竹の準備完了
緊張しながら今日の主役の登場です。
花嫁は花婿からの赤い贈り物を手に抱えています。
日本では時たま主役より目立つ衣装で出席する人がありますが、
中国では出席者はみんな誰もが普段着で主役を引き立てます。
家の門をくぐると中で両親が迎えます。
この後のセレモニーはいたって簡単でした。
指輪の交換、両親への挨拶が一通り終わると、
日本を代表して私の祝辞・・・(簡単な中国語)
もっとしゃべろうとすると下手な中国語なので司会に止められました(笑)
その後は、親類、友達などの祝辞は無しで食事が始まります。
例の如く白酒から始まるので短時間で各テーブルが盛り上がります。
白酒攻撃に巻き込まれると大変です。
私は部屋の片隅で目立たないようにしていたので無事酔っぱらわなくて済みました。
テーブルには自家製の田舎料理が20種類以上並びます。
日本と同じでお目出度い席には赤飯が出ます。
気になる新婚さんの部屋です、
誰でも自由に見ることができます。
家の前は一面田んぼ畑です。
右端の小さな小屋はトイレ、
誰でも自由に使用することができます。
村の人々が助け合って生活をしている姿を見ると
都会の中で忘れ去っている昔の子供のころの田舎を思いだします。