針金細工おじさんは共稼ぎです。
お母ちゃんはお金の財務長、
おじさんはさしずめ製造工員といったところです。
だけど彼の手にかかった針金は、ロボット、自転車、バイクと変身していきます。
特に自転車はペタルを回すと後輪も一緒に回り凝っている。
ロボットは子供に人気があります。
おっちゃん、金細工の手を止めて子供に営業をかけています。
子供のお母ちゃん・・・・・・・おっちゃんこれいくら?
おっちゃん ・・・・・これ、わしの力作で手間隙かかってるから40元や、そやけど35元にしたるわ。
おっちゃんの、お母ちゃん・・・・おとうちゃん、なに言うてんのやアホか!!!安すぎや!!!
子供のお母ちゃん・・・・アカン高いわ(子供の手を引っ張って)早よ帰ろ。
おっちゃんの、お母ちゃん・・・・・・ちょっと待ってんか、安するから買ってって・・30元でええから。
結局、お父ちゃんの言い値より5言安く売ってしまってお母ちゃん決まりが悪そうです。
歩道をほとんど占領して商売をしているが、
休みの日に出かけてもいつも人集りで人気があります。
子供の頃よく親に“”手に職を持て“”と言われたものですが、
このおじさんタダ同然の針金で20~30元の商品を作り出しています。
やはり何処の国でも“”手に職“”を持っていると幾つになってもお金が稼げると言うことですね。