泰安は有名な歴史文化都市です。
「大汶口」の農村を歩くと昔からの古い家がそのまま残っています。
門の中に入れてもらったら中には5所帯の家が建っていたが、
若者は都会に出ていってしまっているのでお年寄りだけが住んでいる。
農村の古い家並みを探索して昔の風景を想像しながら歩くとけっこう楽しい。
空家が多いためか人と出会うことが少ない。
日本の農村は家に鍵をかけてないところが、多が中国では違っている。
古代中国はいくつかの国に分裂したために政治的統一による戦争の時代が交互に繰り返された。
戦いが繰り返される中、外敵から家を守るために門は頑丈に作られているので、
空き巣も簡単には中に入ることができない。
「自分の身は自分で守る」が鉄則。
私が中国に来たころに部屋に空き巣が入られたことがあった。
会社の人に話をすると帰ってきた返事は「空き巣にはいられる方が悪いです」
日本的な考えだった私にとってはショックでした。
それ以来「自分の身は自分で守る」習慣が身についた。
家や塀はすべて石だけで造っているので意外と頑丈のようだ。
大小の石を器用に積み重ねているのだが技術が必要です。
途中に見かけた自転車修理屋さん
夏場は暑いので農村での男性はほとんど裸が定番
そうそう、 高倉健さんの「単騎、千里を走る」にもこんな光景があった気がします。
>若者は都会に出ていってしまっているのでお年寄りだけが住んでいる。
そうですか~。
私の住んでいる明石市のここも年寄りの町になっていますね。
いや、今の日本は東京や大阪のような大都市圏以外はみんな年寄りの町かも知れません(笑)
>農村の古い家並みを探索して・・・
この写真は自転車の後ろはリヤカーですか?
昔の日本ではよく見かけていましたね。
今やどこに行っても軽トラですね。
リヤカーが消えたようです。
>空家が多いためか・・・
なるほど
私の住んでいるところも空き家が増えていますが、たいがい、1軒あった敷地を2分割や3分割して新しい家が2~3軒建てられて若い人が入居してきます。
「日本の農村は・・・」の上の写真も映画に出てきそうです。
客家の土楼に興味をそそります。
というのは、兵庫県の淡路夢舞台の国際会議場はこれを模して設計されたんじゃーないかとずっと思っています。
↓
https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/1505a9c9466d9137fea88fe3a8356825
>古代中国はいくつかの国に分裂したために政治的統一による戦争の時代が交互に繰り返された。
私は時々想像するんですよ。
この歴史は今後も続くのではないかと?
かってソ連が崩壊してロシアになったように・・・。
かってのモンゴル帝国は、巨大な国々のそれぞれの文化を認めていたようですが、狙いはわかりますが、今の中国は違う政策をとっているようなので心配です。
テーマが外れましたが、「空き巣にはいられる方が悪いです」にはなるほどと思いますね。
私の子供の頃は、玄関はいつも鍵なんかかかっていなかったし、夏の夜はすべての縁側の戸は開けっ放しでしたね。
今の日本にそんな家はないでしょう!
>それ以来「自分の身は自分で守る」習慣が身についた。
そうだ!未だに町で落とした財布にお金が入ったまま戻ってくるって日本特有なんですかね?
>家や塀はすべて石だけで造っているので意外と頑丈のようだ。
これイタリヤ在住の方のブログでもよく似たものをいくつも見てきました。
文化や技術に関連性がありそうな・・・。
>男性はほとんど裸が定番
はっはっは、私が子供の頃の福岡でもこんな光景はよく見受けられました。
今日のページはとても興味深いものばかりです。
有難うございました。
結婚式に行きました。
のどかなところでした。
このキッタナイ塀の中は意外と小奇麗なんですよね。
なかなか無断で中に入れないので門の隙間から覗いて取材した事が有ります。
拘束されなくて良かった。(笑)
空き巣と言えば、昔、出張者用にマンションを借りていた頃を思い出しました。
出張に来た親会社の専務が前の晩に連れ込んだ小姐を部屋に残し、工場に出勤。
たまたまマンションを掃除に来た工場のお掃除おばさんが合い鍵で玄関を開けて鉢合わせ!!
当事者の専務は知らぬが仏。
それはもう、工場中に話が行き渡り、みんな楽しませてもらいました。(笑)
中国でも日本と同じく若者はどうしても都会に出ていってしまいます。田舎は過疎になりお年寄りだけで寂れてきます。財布を落としてそのまま帰ってくるのは日本だけです。中国に限らず外国では自分の身は自分で守らないと生きていけないことを日本を出て初めて知りました。巨大になるとどこかに歪みが出て破滅の方向に向かうのは歴史が物語っています。
李さん結婚したのですか。結婚式お疲れさまでした。
都会よりのどかな田舎のほうが心が落ち着きますね。
私もこのような時代に取り残された風景が好きです。
上海や北京の不ニビルが立ち並んだ風景には興味はないです。門に中には地元の人がいてたので気軽に入れてくれました。
専務残念でしたね、もう少し考えて行動しないとだめですね、他人事だから笑えるけど自分の立場だったら恥ずかしくて会社にはいけないです。