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女性は子どもを産む機械ではない

柳澤伯夫厚生労働大臣が1月27日、松江市内で開かれた自民県議の決起集会の講演で少子化問題にふれた際、女性について「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」などと発言したとのこと。

心にもないことをついしゃべってしまったと言い訳しているようですが、思ってもないことを口走るというのは、どういう精神状態だったのでしょうか?
これっぽっちもそんなこと思ってもいなかったなんて、信じられません。

少子化についてわかりやすく説明するために使った言葉だとのことですが、少子化の原因は女性が子どもを産みたくなる社会かどうか、産んでも育てられる環境があるかどうか、というところに不安があるからではないのでしょうか?
その不安を解消させることなく、子どもを増やそうとしても無理な相談だということが、どうしてわからないのでしょうか?

また、少子化社会の説明のために、女性=人間を装置や機械に喩えるなんて変です。間違っています。もしも女性が子どもを産む機械や装置であるなら、男性は何だというのでしょうか?
自分のことを機械に喩えられて喜ぶ人がどこにいるでしょう?

政治家って言葉で勝負をする(議論する)人だと思います。だからこそ、そのときそのときに応じた言葉を吟味して使わなければなりませんし、それも瞬時に一番適切な言葉を判断して使わなければなりません。
自分の意見、思いを相手にきちんと伝えられるか?誤解を生む表現ではないか?だれかを傷つけるような言葉ではないか?相手の心に響く言葉か?・・・常日頃から、人並み以上にこれらのことを考え、気遣いながら言葉を発するべきだと思います。

また、今回のことの本質をいえば、言葉遣いがどうか?ということもありますが、そもそも、今なぜ少子化になっているかがわかっていない。単に女性の数が少ないとか、一人の女性が産む子どもの数が少なくなっているというのは表面上のことであって、それしか考えられないのは底が浅いし、厚生労働大臣としてあるまじきことです。
たまたま集会で発言しただけのこと、謝っているのだからいいじゃないか、と安易に済ませるのではなく、厚生労働大臣としてもっとふさわしい人物に替わっていただきたいと思います。

*厚生労働大臣の辞任を求める議員と市民のネットワークの「厚生労働大臣の辞任を求める申し入れ書」に私も賛同しました。

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総会とミニ集会

午前中、応援団総会を行い、昨年一年間のそうまとめをしました。
午後からは、千里山地域でのミニ集会を開き、千里山駅周辺まちづくり懇談会のことや、コミュニティバスのこと、防災自治組織、風致地区の景観についてなど、説明と報告、そして意見交換を行いました。

前回、北千里で行ったときも活発に意見交換できましたが、千里山でもいろんなお話ができてよかったと思います。

議員になって2期目、当初このようなミニ集会をあちこちの地域で行いたいと思っていたのですが、延び延びになっていて、最後の最後になってようやくすることができました。

何が飛び出すかわからないドキドキ、スリル満点のミニ集会なので、うまく答えられるかなぁ、説明できるかなぁ、と心配でしたが、案ずるより生むが易しのとおり、会場の雰囲気もよく2時間があっという間に過ぎました。

また、いろんな場所でいろんなテーマで意見交換をしたいと思いますので、お声かけてください。お願いします。
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