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福祉環境常任委員会その2

今日は委員会の二日目。

児童部の審議は一旦保留にし、福祉保健部の審議に入りました。

が、ここでも岸部中のデイサービスセンターとグループホームの指定管理者の指定にかかる提案に対して、この指定管理協定を結ぶ事業者が財政運営が大丈夫か?ということや、そもそもNPO法人の登記住所に事務所が無いことが判明したことなどがあり、このまま審議を進めていいものだろうか?指定管理者として事業については大丈夫であっても事務所が定まっていないような事業者に議会として決めることはどうなのか?ということが問題になりました。

ということでこれも一旦保留し、他の一般会計や特別会計の予算審議に入りました。
一般会計の予算審議の中で、今回、高齢者や障害者でで生活保護世帯や市町村民税非課税世帯に対して、震災のときの家具転倒防止器具の購入費や設置費用を5000円あるいは10000円を限度として助成する予算が出ていました。

私はこの予算を見たとき、ある党の議員さんがずっと何度も何度も議会で質問していたことも知っていましたし、だから反対と言うことではないのですが、家具転倒防止器具の購入はともかく設置暇で助成するということで、もちろん高齢者や障害者本人が取り付けるのは難しいとしても、たとえば隣近所、親類が取り付けてあげればいいわけで、何か、業者にとっておいしい助成事業のような気がしました。
また、5ヵ年計画だとかで、対象となる世帯について5年間で助成していくとのコトでした。

そこで、数点、細かい点も質問させてもらって、この事業の姿が見えてきたらいいなぁと思ったのですが、細かい質問を続けているうちに、「ここで説明しないで控室でやったらいいねん」というような声が何回か他の議員から聞こえてきました。

私はその人に対して怒っても仕方がないので、あえて聞こえないフリをして質問を続けましたが、気持ちのいいものではありません。
時間外に遅くまで審議をしているわけでもなく、他の議員を押しのけて質問しているわけでもなく、分かりきったことでも質問することで議事録に残るのですから、その場にいない人でも後でこういう事業なのか?ということがわかるために質問をしているのです。

他の人がつまらない質問と思うことがあっても、質問している本人は意味があって質問しているわけで、私だって他の人の質問がつまらないときだってありますが、それはその人が質問しなければならないと思ってしていることだから、私がとやかくいうことではないと思って、質問を見守っています。

委員会の報告の本筋からずれましたが、とにかく、予算審議を先にして、その後、指定管理者の子弟にかかる条例を審議し(結局、登記上の住所と違うけれど、登記簿ではその住所なので、そのまま審議しても差し支えないということと、協定を結ぶ期日までにはかならず新しい住所で登記をして変更届を出させるということで決着しました)そして、児童部のセンターの名前については「療育」という言葉がセンターの名称に入ることでセンターに行きづらくなる人がいるとの説明を受け入れ、提案どおりの名称で了承し承認することになりました。

2日間にわたって審議しましたが、いろんな点で波乱万丈。
もう少し理事者側の準備や対応の迅速さがあればもっとスムーズに審議が進んだ点もありましたし、審議時間以上に疲れた2日間でした。
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