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人権フェスティバル

午前中は関西大学の教育後援会委員会に出席。

午後からはメイシアター中ホールで開催された人権フェスティバルに参加。

フェスティバルは午後1時からだと思い込んでいて、大急ぎで関西大学からメイシアターに向かったのですが、実際は午後1時半からだとのことだったので、時間前に展示室で行われていた人権ポスターの展示を見せてもらいました。

ポスターの中で心に残ったのは「ともだちはたった一つのたからもの」という言葉でした。私は友達がいて、友達は宝物だと思っていますが、たった一つの宝物ということは、他に宝物がないということですよね。

単に言葉がそうなっているからであって、友達ってそれだけ大切なものなんだということを表している言葉なのかもしれませんが、私には、書いたこどもにとって、本当に友達だけがたった一つの宝物だったら、家族は?親は?宝物じゃないの?って思ってしまって。

たくさんのポスターの中から選ばれたポスターなので、ポスターとしてよいポスターなのでしょうが、やっぱり、なんだか寂しくなりました。

さて、人権フェスティバルでは、今年は展示室にも展示されていたこどもたちの「じんけん作品」入賞者への表彰式もありました。小学1年生から中学3年生まで、女の子も男の子も、晴れがましく、でもちょっぴり恥ずかしい顔で壇上に上がっています。一人ひとりが市長、議長、教育委員長、人権啓発推進協議会副会長から賞状をもらいました。

とってもよい思い出になると思います。

また、人権コンサートは「国を超え、言葉を超えて」(「越え」ではないんですね?)というタイトルでタンゴ歌手の冴木杏奈さんの歌。日本の曲「雨」や「会津磐梯山」がタンゴやサルサのリズムに編曲されて歌われました。

その後の講演は聞かずに帰るつもりでしたが、少しだけと思って聞き始めた桂才賀(かつら さいが)さんの「子どもを叱れない大人たちへ」という講演を半分ぐらい聞かせていただきました。(次の予定があったので、半分でごめんなさい)

少年院篤志面接委員をされていて、全国に52箇所(だったかな?)ある少年院をもう2巡して、今は3巡目に入っているそうです。

子ども達から寄せられた川柳を紹介してくれましたが、一番多くの子ども達から選ばれた川柳は「たまにわよ 叱ってみろよ 大人たち」ですって。

怒るのはだれでもできる。子どもでも。自分の感情を相手にぶつけるだけだから。でも叱るのは「過ちを正すこと」だから難しい。だけど、子ども達よりも人生経験も豊富な大人だったら子どもを叱ることぐらいできるだろう。怒るばかりじゃなくて叱ってみろよ、という子ども達の思いだそうです。

考えさせられます。過ちを正すためには、何が正しいことなのかが分かっていなければなりませんし、そのことをきちんと相手に伝えることができる、きちんと諭すことができる人でなければなりません。
ついつい、叱ってしまう、と言いがちですが、本当は怒っているだけなんですよね。


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関西大学教育後援会

年に数回行われる教育後援会の委員会がありましたので、朝から昼過ぎまで関西大学に行ってきました。

2010年度の会計の中間報告や2011年度の予算案があり、審議しました。

来年度から新入学生のみなさんに大学4年間の日記(子どもの育児日記みたいなものらしい)を作成して無料で贈るそうです。
その印刷代や発送料を合わせて約2000万円ほどになっていました。すごい太っ腹・・・って思ったのですが、教育後援会としては以前からこのようなものを贈りたいと構想を練っていたそうで、ようやく実現することになりました、ということでした。

お昼前には会議が終わり、後はいつものように学部に分かれてお弁当を食べ、学部長と懇談します。

お土産は前回は大きな三笠饅頭でしたが、今回は関大のマークの入った瓦煎餅でした。

昼からはメイシアターであった人権フェスティバルに参加しました。
人権フェスティバルのことは別のブログ記事で紹介しています。

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