しましまのドレミ・カフェ

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源氏物語の女君たち

2024-04-05 21:29:00 | 学び



今日は始業式。
それで、久しぶりにスクールガードも再開した。


帰ったら「しーちゃんの目やにがひどくて、まぶたが赤くなっている」「午前中小児科に行く」「午後からは別の病院に予防接種に行く」とLINEが入っていた。

赤ちゃんと留守番するために、ばーば出動。
ちょっとやることはあったのに、まあ仕方ない。


午前も午後も、今日はうまいことお昼寝もできてほっとした。

小児科も予防接種も済んで、夕方帰宅した。

雲は厚かったが外に洗濯物を干して来てしまったら、意外に小雨が続く一日。

でも出て来てしまったら仕方ない。
諦めて窓の外を眺めていた。





帰り道に寄ったスーパーに入っている書店で、探していた本を見つけた。

しばらく売り切れで、見かけなかったのだ。
最後の一冊だったので、買っちゃった。

高校の古文の時間、マツモト先生から教えていただいた「源氏物語」

「いずれの御時にか、女御更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」から始まる香り高い冒頭文は、何十年経った今でも暗誦できる。

このたった一文を時間をかけて講義され、桐壺の更衣の立場、桐壺帝の思いの浅さ、あまたの女御更衣たちの気持ちを読み解かれた。

古文、漢文は他にもやることがたくさんあったので、源氏物語の授業はもちろん全巻ではなく、抜粋。

高校卒業後、他の巻を自分で読み取れる力は持ち合わせず、憧れはあっても全部を理解しているわけではない。


愛に溢れ(過ぎ)る源氏の君。
愛される姫君や人妻。
愛されない姫君や人妻。
その愛は歪んでないか?というような源氏の愛し方。
その愛し方は苦しいよね、切ないよね、という愛の姿。


今年の大河ドラマ「光る君へ」は源氏物語そのものではないけれど、歴史だけでなく古典を知っていた方が楽しい。

このテキストの番組もなかなか見られないので、本を購入した。

ゆっくり眺めて楽しもう😊
コメント
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