今日は始業式。
それで、久しぶりにスクールガードも再開した。
帰ったら「しーちゃんの目やにがひどくて、まぶたが赤くなっている」「午前中小児科に行く」「午後からは別の病院に予防接種に行く」とLINEが入っていた。
赤ちゃんと留守番するために、ばーば出動。
ちょっとやることはあったのに、まあ仕方ない。
午前も午後も、今日はうまいことお昼寝もできてほっとした。
小児科も予防接種も済んで、夕方帰宅した。
雲は厚かったが外に洗濯物を干して来てしまったら、意外に小雨が続く一日。
でも出て来てしまったら仕方ない。
諦めて窓の外を眺めていた。
帰り道に寄ったスーパーに入っている書店で、探していた本を見つけた。
しばらく売り切れで、見かけなかったのだ。
最後の一冊だったので、買っちゃった。
高校の古文の時間、マツモト先生から教えていただいた「源氏物語」
「いずれの御時にか、女御更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」から始まる香り高い冒頭文は、何十年経った今でも暗誦できる。
このたった一文を時間をかけて講義され、桐壺の更衣の立場、桐壺帝の思いの浅さ、あまたの女御更衣たちの気持ちを読み解かれた。
古文、漢文は他にもやることがたくさんあったので、源氏物語の授業はもちろん全巻ではなく、抜粋。
高校卒業後、他の巻を自分で読み取れる力は持ち合わせず、憧れはあっても全部を理解しているわけではない。
愛に溢れ(過ぎ)る源氏の君。
愛される姫君や人妻。
愛されない姫君や人妻。
その愛は歪んでないか?というような源氏の愛し方。
その愛し方は苦しいよね、切ないよね、という愛の姿。
今年の大河ドラマ「光る君へ」は源氏物語そのものではないけれど、歴史だけでなく古典を知っていた方が楽しい。
このテキストの番組もなかなか見られないので、本を購入した。
ゆっくり眺めて楽しもう😊