被災地に思いを馳せながらも、駅伝がちゃんと放映されて視聴できるありがたさを感じる、正月三日目。
この道は多分サザンビーチの近くだと思う。
妹のところに行く時に必ず通る海沿いの道だ。
途中まで見て、このところ正月恒例になってる登城ドライブに出かけた。
行き先は、県内の山の方。
城攻め前に、まずは途中にあった喫茶店(昭和感満載)でランチすることになった。
入ってみたらコーヒーだけではなく、食べ物メニューもあり、年配女性客がいくつかのテーブルでお話ししている、という店だった。
最後に入ったおトイレがよく掃除されている感じで、それも女性に愛される理由なのではと思われた。
さてさて。
今日城攻めをするのは「武節(ぶせつ)城」という。
「どんぐりの湯」のある道の駅のすぐ隣にあるのに、長年来てても気づかなかった💦
パンフレットを見ると、小さい山城ながらも本丸、二の丸、三の丸、空堀、たくさんの曲輪まであり、中々しっかりした構えとわかった。
「長篠の戦いで敗れた武田勝頼が逃げる途中で寄った城」とかで、そこで出された「梅酢湯」で疲れを癒やし信濃へ戻ることができたというエピソードがあるらしい。
私も「疲れた時には梅干し」派だから、すごくわかる〜。
朝ご飯の後に、熱い白湯に梅干しを沈めて飲むのも好き。
その頃の梅干しは赤紫蘇入れたのかしら。
さぞ美味しかったことであろう、なーんて思いを馳せる。
ここから登城が始まる。
すぐ山道に。
すぐ山道に。
木にピンクのテープが貼ってあるのを目印に行くほどの、本格的な山道。
枯れ葉を踏みしめながら歩く。
これは空堀だね。
正解っ!
かなり深い空堀で、その土を積み上げたのか、土塁はかなり高い。
甲冑を着てここを攻めるのは大変だ。
それにすぐやられてしまう。
小さい山城ながら、強固な作りだ。
本丸は広く作られており、更にその上は物見台、狼煙台があり、今は神社になっていた。
看板もあった。
中馬街道まで降りると、古い商家が続く街並みがあり、情緒があった。
帰宅して、おせちの保存容器からあれこれ並べて、ちょっと遅いけど今年初めてのお雑煮を食べた。
当地は餅菜と蒲鉾くらいの質素な雑煮なのだが、青いのは春一番のつぼみ菜だ。
ちょっとほろ苦くて、春を味わうようなひと椀となった。
美味しかった💓
冬眠状態の私と違って、もう城攻めですか。
なかなか興味深いお城後のようですね。
私も今年は山城巡りに精を出したいと思っています。
よその地のお雑煮、我が地とはやっぱり違いますね。
この辺りの城は、砦、通信のための施設、という意味合いの小さいものがたくさんあるようです。
強い武田を相手に、徳川、今川などが陣地を取り合っており、「来たぞ!」と知らせあっていたのではと想像します。
当地の雑煮は至ってシンプル。
暖かく肥沃な土地かと思いきや、始末の土地柄なのでしょうか。
派手ではありませんが、出汁と餅の旨さを味わうひと椀です。
婦人雑誌などでよその地方の豪華な雑煮を見ると羨ましいばかりですが、自分たちはこれに限ります。
でも機会があれば、豪華な雑煮も味わってみたいです✨✨