仕事の後、コンサートに行くために、久しぶりに夜の街へ出た。
青いイルミネーションが光っていた。
いつも思うんだけど、これちょっと光が強すぎないか?青だから、余計感じるのだろうか。
車を置いて、以前練習会場としてよく来ていたあたりを歩いたら、以前のビルを壊して大きなビルが立ち、その隣は広い駐車場になっていた。随分景色が変わっていた。
大通り沿いの店も、すっかり入れ替わっていた。街の店は回転が速いが、介護が始まってから本当にこの辺りに来なくなったんだな、と実感する。
ソプラノのコンサートだったのだが、今夜は年配の男性客が多い。かわいいもんね(^^)私だってそう思う。
前半は、そんな彼女の魅力あふれる日本歌曲やアリア。豊かな声量。ハートを掴む演技力。楽しい時間だった。
後半はピアノに加え、男性の箏や尺八の奏者を迎えた内容。みんな芸大の同級生とかで、若い時から一緒に音楽作りをしていたと話していた。
よく見ると、ステージの上手奥にお箏がセッティングされている。
言葉ははっきり聞こえるし、情感というか心の叫びが、豊かな声量で胸に迫ってくる。
芸術というのは、こういうことかな、と思った演奏だった。
CDも買ったので、また聴き返すのも楽しみだ。
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