ハンバーグ

明日は末っ子の誕生日だが、仕事が遅くなるというので、今夜リクエストのハンバーグを作った。

なーんて。さらっというと美談のようだが、普段会話は皆無に近い状態。

機嫌が悪くなさそうな時にそれとなく切り出してみたら、珍しく会話が繋がった💦

「子どもの時、誕生日に何がいい？と聞くとハンバーグと言っていたね」

「それは、誕生日はハンバーグ、と何となく思ってたから」

あー。そーだったのね。

知らなかった。

そんな経緯はあったものの、さあハンバーグだ。

肉をこねて、丸める。

今日は、オーブンで焼くことにする。

入れておけば放っておいても一度に全部焼けるので、10分間くらい他のことができるのだ。

家にあるもので付け合わせを作る。

北海道の太いゴボウ。柔らかくておいしい。

低温でじっくり焼くと、表面に水分が上がってくる。ゴボウのステーキくらいのつもりで、丁寧に焼く。

畑で取れたさつま芋を、砂糖とレモン汁で薄甘く煮る。

ちょうどハンバーグも焼き上がった❗️

arabiaのお皿は華やか。おかずの色味が地味でもカバーしてくれる。お皿、ありがとう。

これをヘルシンキで買った時、末っ子も一緒だった。

寒い中、慣れないトラムに乗って買いに行ったのだった。そんなことも思い出す。

私と夫はカクテルソースで。

さっぱりした味が好きな末っ子は、ポン酢で。

会話もなく食べる。

まあでも、こうして一緒に食べられて良かった。

末っ子娘が生まれた年は酷暑で、秋になっても暑かった。

うちの子に生まれてくれて、ありがとう。

明日だけど、誕生日おめでとう。

娘にはずっと幸せでいてほしい。

親の願いはそれだけだ。