ポプラ並木が有名だが、医学部横のイチョウ並木の紅葉がまた見事なのだと聞くので、その季節に一度訪れてみたかった。
残念ながら少し早かったようで、木の先端の一部だけが黄色くなっていた。
また宿題を残してしまった。
真ん中の通りから少し西に入ったところに「大野池」というのがある。
急に静かな感じになるのだが、ここの風情もまたいい。
ベンチが離しておいてあり、静かに座っている人がいる。
明治時代の建物のそばの芝生を通った時も、ベンチに静かに座っている人を見かけた。
忙しく働くのはもちろん立派なことだが、こんな池の水面を見つめながら、長く考え事をするというのも人生の中で大事なのではないかと思えてくる。
それって、結構忘れている。
私は忘れていた。
ぼーっとすることを「悪いこと」「恥ずかしいこと」と思う事すらあった。
静かに長く考えることを「悪」「無駄」としない。
若い時にそんな時間を持つのは大事だ。
そして歳を重ねた自分もまた。
池に佇む人を見て、それを思い出した。
工学部あたりには、新しい建物がずいぶん増えていた。
「ここに道があって、向こうに通じていたはずなのに」と思っても景色が変わって、迷いそうだった。
そう思った時、突然前方に夕日に輝くポプラ並木が見えた。
賑やかな札幌駅からとても近いのに、この景色。
立っているところからポプラ並木までは「第一農場」と呼ばれるところで、実験農場となっている。
一人で世話をしにきた女学生(或いは研究者かも)を見かけた。
ふと北側を見ると、羊の群れが🐏🐏🐏
感染予防、或いは熊よけのための電柵がしっかり張ってあって、近寄るのはNGだ。
もう少し北に行くと、牛のいる牧場もある。
初めて北大に来た時は真冬で、雪の中だったのだが、深い雪景色の中でも匂いで「近くに牛がいる❗️」とわかったのも思い出になっている😊
ナナマガラーさんに教えていただいた、ビール園のジンギスカンは結局予約できず、泣く泣く街へ。
せっかく教えていただいたのにすみません。
何とか夕飯にありついた。
そこで夫は「サッポロクラシック」という生ビールを注文して、私も一口だけ味見を。
とっても口当たりがよくて、ゴクンと一口飲んでしまった。
そんなに酔っ払うこともなく、気分も悪くならなかった。
多分、好きな味🍺
また機会があれば飲んでみたい‼️なんて思ってる😊
腹ごなしに夜の街を少し歩く。
赤レンガの北海道庁は工事中のようで、幕が張ってあった。
息子が札幌に異動になったら、その時はまた行けるのかな。
北海道の大自然も素晴らしいが、歴史ある札幌の街も私はとても好きだ。
飽きずに歩ける。
また訪れる機会もあるだろう。
冬は雪が多くて大変だが、そんな時にもまた来てみたい気もする。
おまけ。
夫がしーちゃんに買ったお土産の一つ。
「恐竜ふりかけ」
「恐竜エキス入り」?!
「恐竜エキス入り」?!
びっくりしちゃうけど、最近では「恐竜の現存する子孫は鳥類」というのをよく科学番組でやっている。
つまり「恐竜エキス」って「唐揚げ風味」ほどの意味らしいよ。
面白いね‼️
この日はよく歩いて、スマホの歩数は19,038歩だった💓
まあ北海道は食べるものが美味しすぎて、プラスの方がずっと多いのだけどね!
自分の学生時代、学校の秋の試験休みを利用して北海道へ初めて行ったとき、弟に会いに北大へ。二つ下の弟が北大の学内にある恵迪寮(けいてき)に住んでましたので。しかも寮長までやっていて。キャンパス内にある恵迪寮は、木造2階建てで、もうぼろっちくて。「ひでーな」と言うと「にーちゃんの学寮だって同じだろ」と言われて(笑)。私も当時キャンパス内に住む寮生でしたので。
もう、絶対あの恵迪寮は北大構内にないでしょうね(笑)。私の学寮はとーに取り壊されたと聞いていますが。
それに、あの時「へー、これが」と見た、クラーク像が出てきませんが。あの像も恵迪寮と同じく北大の懐かしい思い出です。
恵迪寮、いかにもバンカラで、ものすごい雰囲気があるところですよね。
何で知ってるかというと、入学前に見学したからです。
息子もちょびっと憧れて、入寮しかかったのですが、「やっぱりやめとくわ。すごすぎる」と諦めてました。
寮の中は確かにものすごいのですか、キッチンを見たら当番制でちゃんと自炊をしているのが主婦にはわかりました。
そして、みんなが集まる中央の場所にはグランドピアノがあり、男子学生が何かを弾いていました。
確かに建て直したようですが、それなのにものすごい雰囲気は健在。
寮長はかなりのステイタスと聞きました。
弟様も骨のある方とお見受けしました。
きっとその後もご活躍かと思います。
で、クラーク先生にはお会いしてないのですか?セコマのではなくて(笑)。クラーク像は絶対取り壊されていないと思いますが。
クラーク先生のところは当然通らざるを得ませんでしたが、なんか観光客みたいで(!)ちょっと恥ずかしくて写真なしです。
北海道、特に札幌は街のあちこちに明治時代の遺構があり、思わず目に留めてしまいます。独特の魅力がありますね。