あるテレビの世論調査では、国民の65%が自民党は再生出来るとみている。確かに、今回の選挙結果は、自民党のあまりにも酷い「政治姿勢」に国民が怒ったのだと思う。
したがって、しっかりしたリーダーを選び、健全な野党として民主党と対していけば、復活のチャンスはあると見ている。
信念なき鳩山総理、尊大極まりない小沢幹事長では、そんなに長続きするとは思えないから。
その上で、言いたいこと。
①民主党が政権を担うことになったのだから、アメリカのように、3
か月ぐらいは、マニフェストの実現性や新しい政治の形をつくれるのか、様子を見てみることが必要だ。
②しっかりした二大政党制を定着させるには、自民党が全く新しい政
党に生まれ変わることが大事だ。それが出来なければ、自民党は消滅するだろう。
③総理経験者など、昔の名前で出ている人や、今回の選挙で戦犯と言
われる人達が表でウロウロ動いているようでは、自民党の再生は全く期待できない。
④自民党の惨敗は、政策以前に、リーダーの選択を誤ったこと、閣僚
の不祥事などで信頼を完全に失ったことが最大の原因だ。
⑤自民党は公明党との関係を断ち切らなければ駄目だ。国民の8割が反対した定額給付金も公明党に引きずられた結果だ。
⑥「小選挙区は自民党、比例は公明党へ」などと叫ぶ選挙戦は、政党と
しては余りにも情けない。