北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

「1956」-14歳の心象風景<28>

2009-09-07 13:44:03 | Weblog

<作文> 

           家のネコ
                (S・H)

家のネコは「たま」といいますが、とてもかわいらしいネコです。
ある日のことでした。すずめが2、30羽電線にとまっていました。それを見たネコは、しっぽをふりながら、家のかげからようすをうかがっていました。

すずめは4、5羽が電線からおりて地面を歩きはじめると、ネコはものすごいいきおいで、そのすずめをめがけて飛びかかっていきましたが、すずめもすばやく、とびのいてしまいました。

二度目におりたとき、ネコはすかさずとびかかって、こんどは、とらえました。それを見た僕は、ネコのそばによろうとすると、ネコはすずめを取りに来たかと、うなっていましたが、なぜてやると、ネコもおとなしくして、すずめをくわえたまま僕のかたに上がってきました。

またなぜてやると、こんどは、すずめを落として僕の顔をなめました。ほんとうにかわいいネコです。