北の旅人

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田中防衛大臣に、この国の安全は任せられない!

2012-03-27 10:33:35 | Weblog
田中防衛相、また集中砲火=参院予算委
時事通信 3月26日(月)16時21分配信

外交・安全保障がテーマとなった26日の参院予算委員会で、専守防衛の解釈などをめぐり、田中直紀防衛相が野党から「防衛大臣でなく、(答弁資料の)棒読み大臣だ」などと集中砲火を浴びた。
 2列ある閣僚席の後方に座って、背後に控える秘書官らから答弁の助言を受けていた田中氏に対し、自民党の佐藤正久氏は「なぜ役人に寄り添っているのか」と挑発。石井一委員長の指示で秘書官から離れた前方の席に移ってからは、答弁に窮する場面が目立ち、そのたびに審議が中断した。
 一方、野党委員に先立ち質問に立った民主党の川上義博氏は「答弁能力と有事の指揮能力は全く別だ」と擁護。川上氏から「細かいことまで聞かれてかわいそうだという世間の声がある」と励まされた田中氏は、「粉骨砕身、業務に専念したい」と誓っていた。 


昨日、テレビで国会中継を観ていたが、改めて「防衛大臣の資格なし」を露呈していた。北朝鮮のミサイルが日本に飛んでくるかもしれないという、重大な危機に、こんな大臣に日本の安全を託しているかと思うと空恐ろしい。田中防衛大臣を任命した野田総理の責任は極めて重い。何せ、党内融和を最優先するために行った人事だが、何のことはない、小沢グループの一川前防衛相の後任も、やはり小沢グループに配慮した結果なのだ。野田総理が、国会答弁でしばしば使う「適材適所」という言葉が空しく響く。

穿(うが)った見方をする人たちは、わざと小沢グループのド素人を大臣に据え、マスコミに大臣失格の烙印を押させ、小沢氏や小沢グループ潰しを狙っているというが、いずれにしても結局は「国」より「党」を優先していることは明らかで、とんでもないことだ。

就任直後の沖縄訪問で、「美術館」に行っていたなどという、理解不能、全くノーテンキな行動に呆れたが、それ以降も明らかに大臣失格の言動を繰り返している。国会では、答弁席に秘書官や役人がピッタリと寄り添い、答弁メモをひっきりなしに手渡している。田中大臣は、ほとんど、それを棒読みしているだけだ。だから、聞いていても、何を言っているのか分からないし、質問にも的確に応えていない。「腹話術をやめろ!」というヤジが飛ぶ有様だ。こんな大臣を、いつまでも続投させるつもりなのか。野田総理の見識を疑う。

この情けない防衛大臣の姿は、国内だけではなく、国外にもさらけ出している。北朝鮮の朝鮮中央通信は「日本防衛相・田中の無知がさらけ出され、物笑いの種になっている」と報道している。こんな体たらくで、日本の安全が守れる訳がない。
何日間も議論しても結論が出ない消費税増税問題も大事だか、日本を取り巻く諸情勢を見れば、それよりも外交・防衛問題がはるかに重要なことは明白だ。

大震災の復興や消費税増税問題も含め問題は山積している。野田総理は、早期の解散を行い、国民に信を問うべきだ。