(楽天イーグルスHPより)
マー君こと田中将大投手、ご苦労さん。とにかく見事なルーキーイヤーだった。日ハムとの最終戦は13奪三振の快投だった。これで11勝目、最下位だった楽天を4位に押上げ、新人王も見えてきた。「一生に一度のチャンスだから、ぜひ取りたいと」と言っていたが、マー君が手にすることは間違いないだろう。
それにしても、 通算196奪三振は高卒新人としては尾崎(1962年、東映フライヤーズ)と並ぶ歴代4位タイ、奪三振率9.47は12球団トップ、 186回1/3投球回は松坂の1年目を超えた、というから凄いことだ。
野村監督も「神の子もついに自立したな。文句なく投手部門のMVPでしょう。間違いなく来年のエースになる」(スポーツ報知)と、ニコニコ顔だ。
昨日の高校生ドラフト会議で、公立の星・札幌南(進学校として知られる)の寺田投手が同じ楽天に一巡指名されたが、そのことに関してマー君は「後輩が入ることで、自分にも刺激になる。教えられることは教えたい。自分もまだ、下っ端。ひたむきにやっていきたい」と、あくまでも謙虚だ。
この姿勢がある限り、マー君の未来は、まさに前途洋々だ。来年はまた、一段とステップアップしたマー君を見せてほしい。期待している。