北の旅人

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プロ野球ドラフト問題

2007-03-22 13:01:57 | Weblog

ロ野球界が揺れている。西武の金銭供与問題に端を発したものだが、この「希望枠」だけではなく、ドラフト制度自体に色々な問題を含んでいる。一言で言えば、戦力が偏らないようにというのが、ドラフト制度の趣旨だったと記憶するが、結論を先に言ってしまうと、全くの自由にしてしまった方がいいと思う。

題となっている「希望枠」にしても、大学・社会人には逆指名ができて、高校生には適用されないのは不公平だ。問題の原因がはっきりしているのに、諸々の事情があって、今年の秋は廃止を見送り、来年から廃止するなどという、プロ野球界の現状は全く理解できない。

団してしまえば、全く実力の世界だ。「職業選択の自由」という観点からしても、割り切れない。選手にしても、必ずしも希望通りにはいかなくても、それは止むを得ないと思う。一般の会社に入るのだって同じことが言える。楽天に指名されたマー君こと田中将大投手のように、指名された球団に行って自らの手で道を切り開こうという姿勢は立派だ。スポーツマンらしくて清々しい。大活躍してくれることを期待したい。

つてのように、巨人中心の時代は終わったのだし、球団経営にしても、弱い球団、魅力のない球団は、民間企業と同じように、自然淘汰されても仕方ないのではないか。そうならないように、新しい時代にマッチした球団経営を目指していくべきなのだ。

いずれにしても、今回の問題で、前途ある選手の未来を閉ざすことのないように関係者の善処を望みたい。


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