ミスターロンリーのテーマ曲に乗って、魅力的な城達也のナレーションが流れるジェットストリーム。
「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています…」
1967年に始まったという、この番組をよく聴いていた。夜中の12時にFMラジオから流れる心地よい音楽は、一日の疲れを癒してくれ、夢への扉を開いてくれた。
大好きなカーペンターズの「イエスタディ・ワンス・モア」やビートルズナンバー、ムーディーな映画音楽などジェットストリームは今も、心のビタミン剤だ。
先日も、JRで日本縦断の旅をしたが、車窓からの風景を眺めながら、ひたすらジェットストリームを聴いていた。そして、ジェットストリームは、ときに青春時代へと誘ってくれる。