8月も終わりに近づいて・・
今年はの日が多く、その割に猛暑は少なく
今思えば札幌らしい過ごしやすい夏でした~
そんな夏の終わりに観た映画は・・
「この世界の片隅に」
時代は戦時中の広島・・
空襲や原爆の悲惨さは、もちろん描かれているのですが
全体の印象は・・
絵の大好きな少女「すずさん」の胸キュン青春物語
戦前の庶民の生活や
原爆が落ちる前の広島の街の様子が
とても丁寧に描かれています。
フッと・・
この街に永ちゃんのお父さんの自転車店も有り
幸せに暮らしていたのに
原爆が全てを奪い去ってしまったんだな・・って
広島の呉にお嫁に行った、すずさん・・
食べ物も少なく、朝早くから家事に追われる生活
戦争末期になると
軍港、呉は連日連夜の激しい空襲に
そんな中でも・・
日常のふとした事で家族が思わずウフフ。。と笑ったり
畑仕事の合間には、ちょっとスケッチしたりして・・
全編ほのぼのとした雰囲気が、とても優しく・・
そして切ない
手書きのアニメの暖かさが、この物語にピッタリです
とはいえ・・
空襲や原爆での悲劇は観ていて、とても辛く
でも・・私が感動したのは
どんな悲惨な状況でも失意の中でも
「夫婦の愛、家族の愛があれば人は強くなり、そして
助け合って生きていけるんだな!」って思わせてくれたラスト
悲惨な場面ばかりを描く戦争映画が多いなか
とても暖かい気持ちにさせてくれる作品です
本当に素晴らしい映画でした
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