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現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

勘違いしない 須らく

2016-03-05 | 勘違いしやすい日本語
すべからく 表記には、須らく 須く と書く。漢文の語法とあって、この字義をみる。漢文学習の練習もさることながら、須 すべからく~べし、再読文字の一つとしている。多く、この文字遣いに触れないので、意味が捉えにくいことになる。訓読は日本語であるから、それを字義に求めることをしないが、漢語の用法では、需と通じ、もとめる、ねがう、のぞむ、もちいる 字通より という字義がある。これを語法として、すべからく~べし。需の義の、強い用法であろう 、と解説がある。同上。この訓義に、古辞書の読みを見る。〔名義抄〕須 カナラズ・ツカウマツル・ツカハス・マス・タモツ・ツカフ・ベシ・モチヒル・モト・モテス・モトム・スベカラク(~)スベシ・オコス この字義によってみれば、すべし という言い方である。それを、すべかり すべからく と、ク語法にしているのだから、しなければならないことが、あればそれを、しなければならない、となる。 . . . 本文を読む

日本文化論 ことはじめ5

2016-03-05 | 日本文化論
その議論は、日本文化の変容として、日本人論を分析していた。その文化の見方には1945年、戦争の終結によってもたらされた日本文化、日本経済のありようを視点にしている。それによってしばらく、日本文化の議論をおえば、そこに学ぶことがあったのであるが、以後の、それから30年間にグローバルによる、それこそ文化の変容と経済の変化が起こって、いまその議論は古典的でさえある。なにしろ夏目漱石の個人主義の講演、坂口安吾の堕落論、そこにベネディクトの菊と刀が議論の視点となる文化論であった。 . . . 本文を読む

啓蟄

2016-03-05 | 日本語百科
二十四節気、啓蟄の候、2018年 3月5日15:28 定気法では太陽黄経が345度のとき、二十四節気の第3であるから、二月節の旧暦1月後半から2月前半、この日から次の節気の春分前日までをさす。暦便覧に、陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり、と記されているようである。蟄虫啓戸、ちっちゅう こを ひらく :冬蘢りの虫が出て来る(日本) というわけである。 . . . 本文を読む