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現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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勘違いしない 号泣

2016-03-03 | 勘違いしやすい日本語
泣きさけぶこと、この語はそれを経験することがないか、号字に、叫ぶ意味があることを捉えることがないと、わかりにくい。号泣県議ニュースがあって、その例を見るかの経験は、その演技性があったかに見えて、その経験にも加えて号泣が印象付けられた。むかしから、なきおんな、なきめ、それは葬送の儀式などで役割を与えられてのしぐさであるが、それにはさまざま、タイプがあったかに見える。大げさに泣きわめく姿を連想すると、号泣がわかるが、それを見たりすることは限られてしまった。号令は近代になって、軍の統率に将の命令として使われて、大声になるのがわかる。>多くの人に大声で命令や指図を発すること。また、その命令、指図。*尋常小学読本〔1887〕〈文部省〉一「此兵たいは、みなつよくて、よく大しゃうのがうれいどほりにすすみます」 日本国語大辞典 なお、字義には、もともと、>号は〔説文〕五上に「痛む聲なり」とあって、悲しみ叫ぶ声とする。訓義 [1] さけぶ、大声でさけぶ。[2] なげく、痛みなく、うそぶく。[3] つげる、しらせる、となえる、いいふらす、命ずる。字通より と見える。 . . . 本文を読む

節会 節句

2016-03-03 | 日本語百科
節句は年中行事としてあった。宮中での公事を指すと言われる。くじ 有識また有職としてのことがらで、平安時代に盛んとなる。公事根源、くじこんげん、室町時代に一条兼良により記された有職故実書が、思い合わせられる。解説によれば、>後醍醐天皇の『建武年中行事』や祖父二条良基の『年中行事歌合』などを参考にして元旦の四方拝から大晦日の追儺までの宮中行事100余を月の順序で記し、起源・由来・内容・特色などを記している。ウイキペディアより と見える。いま、ひな祭り、それは桃の節句といわれるので、菊の節句と季節の装いになぞらえる。宮廷での行事が庶民の祭事になる。民間の風習が重なって、またひいな遊びが原型ともなって、江戸時代からの武家における風習が民衆に及ぶ。ちなみに3月の年中行事は庶民生活に、春休み - 上巳 - 雛祭り - 卒業式 - 春分 - 御水取り - 彼岸、と挙げる。 . . . 本文を読む

認知症状

2016-03-03 | 日本語百科
老人ボケ、痴呆症、そういっていた。いまは、認知症と言っている。英語で、Dementia、独語で、 Demenz とある。知的障害、先天的に認知の障害がある場合は認知障害との違いがある。ボケ症状としていた名称が認知症となったのは、2004年に厚生労働省の用語検討会が、知症への言い換えを求めた報告が出されてからである。行政分野、高齢者介護分野の、痴呆の語が廃止された。医学の分野でも学会において2007年頃まで言い換え、認知症になった。脳の神経細胞の脱落によって発生する症状は患者に見られ、病気が進行するとともに徐々に現れるものに、中核症状と表現する、記憶障害と見当識障害、時間、場所、人物の見当を失う、そして認知機能障害、計算能力の低下、判断力低下失語、失認、失行、実行機能障害などがある。認知症状は脳が障害を起こすには相違ないが、知能の発達によって、例えば記憶に得た知識、それは経験にもとづくものであったりして、その障害が起こっているのであろう。 . . . 本文を読む