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キャリアデザイン

2016-11-07 | 日本語百科
キャリアデザイン career design とは、何か。説明にとれば、自分における仕を人生のプランとし、設計し決定すること、のようである。いつごろからか。日本では、と、まずあるから、日本以外での流行があこったか、ということになる。それで、日本では平成に入って以降だから、2000年代から、重要視されるようになった、と続く説明があり、近代以前の身分制度社会、世襲社会において個人のキャリア選択の幅は非常に少なかったというので、これなんののことだろう。その後に長く言われた、終身雇用の社会という、身分制度でとらえるようなことであったか。自分のキャリアに関する選択が必要となったことによるそうだ。すると、そのキャリアデザインは、いつどこで、どのように決められるか、デザインをするものなのかを問うことになる。careerの意味に、生涯、経歴、行路などがあり、そこから人生についてあげられると、それはいつどこでもすぐにもおこることである。 . . . 本文を読む

ことば

2016-11-07 | まさごと
ことば、言葉と書くのは、こと について、植物の比喩とした表現である。こと は それぞれに、言林、詞華など、名をもっての用法がある。日本国語大辞典によると、万葉集には、七七四番歌に、ももちたび恋ふといふとも諸弟らが練の言羽は我は頼まじ、大伴家持、という、言羽の表記がある。すでに、ことは として見える。次いで、古今和歌集の仮名序に、かくてぞ、花をめで、鳥をうらやみ、霞をあはれび、露をかなしぶ心、ことば多く、さまざまになりにける、と見える。ことばに、詞辞をあてて、詞、辞にはそれぞれ、言葉の日本語読みをしているが、>大唐三蔵玄奘法師表啓平安初期点〔850頃〕「此の蕪(あらき)辞(コトハ)を截てて其の実録を採らむ」 のようであり、さらには、詞書 ことばがき とする、歌集の説明部分に見える用法がある。 . . . 本文を読む

辞書、字書

2016-11-07 | まさごと
国語辞典は字引きである。それを辞書と呼び、名称として名づけをしてきた。字書であったわけである。すると字典とも言ったから、字引きのとらえ方は、字そのものを漢字として、漢字を引く、すなわち言葉を調べることにあったのが、字を引いて確かめることであった。字典、辞典、字書、辞書とあって、これを包摂する意味内容をもって辞書である。字彙、辞彙を用いるのは、書名に見える。中国で編纂された辞書は、字彙の名をもって影響した。また、百科辞彙として、百科事典のことを指した。なお、和蘭辞彙という書名で刊行した、ドゥーフ‐ハルマがある。>日本大百科全書(ニッポニカ) 和蘭字彙 おらんだじい 長崎のオランダ商館長ドゥーフは通詞(つうじ)数人と、フランソア・ハルマの『蘭仏辞典』によって蘭和辞典を編集(1810以後)したが(写本で、『道訳法爾馬(ドゥーフ・ハルマ)』とよばれている)、その草稿を幕命によって校訂した桂川甫周(かつらがわほしゅう)が、のちに官許を得て出版(1855~58)した刊本のことをいう。 . . . 本文を読む