日本語として国語を発想するなら、日本語は大和語であり、漢語を借用し、外来語という音訳語を取り入れてきた、やまとことばをもって、国語をとらえることになる、それは和字にすることであるから、国語とは、くにことば、さとことばである。その国語を、言語の標準にしようとしたのは、話し言葉すなわち口語を意識することであった。国語の統一ということも、くにことばが通じあい、さとことばを意識してのとらえ方である。それを文字に写すことがまず必要とされたのであるから、国語は読み書きをもって始まりとなったことになる。日本語の現代語は音韻をもって統一した現代仮名遣いを取り決め、常用漢字表に文字一覧をまずはそろえたことになる。国語において文章に現れる漢字仮名をまず読み書きできなければならないのであるから、その発想を教育と躾の根本に据えなければならない。根本から幹を伝って、末に至るまでの、枝葉には言葉の表現理解が文章となって茂ることになる。 . . . 本文を読む
OECD Programme for International Student Assessment PISA調査では15歳児を対象に読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野について、3年ごとに本調査している。国際教育到達度評価学会 IEA The International Association for the Evaluation of Educational Achievement が実施するTIMSなお、S Trends in International Mathematics and Science Study、国際数学・理科教育動向調査 がある。高等教育の領域に、類似の趣旨の調査である AHELO Assessment of Higher Education Learning Outcomes、高等教育における学習成果の評価 がある。 . . . 本文を読む