現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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国語のイデオロギー

2016-12-05 | ほんとうのところは
国語をもって大日本帝国言語とみる、国語が国家主義の言語であるとみる、国語を植民地における国家主権を拡大する政策活動とみる、国境外の領域や人々に対して言語を押し付けて正当化しようとしたものととらえる見方があって、それはイデオロギーによる国語であるとする。国語が日本語となる経緯には、この歴史認識が必要であるとする議論があって、上田万年による東京帝国大学の講座、国語調査会の創設、一方で、日本語研究に国語としての研究をとらえる山田孝雄、日本語が国語であるとする時枝誠記などを批判する考え方である。言語観に及び、そこに国語の概念を作り出したと文法書などに読み取る。イデオロギーが主義主張にあるなら、それをもって批判の対象とする。言語研究者にはいずれも、その時代社会の影響を受けること必定であるから、そのイデオロギーの終焉とともに、その批判はその範囲にあってとらえるものであるとすべきである。 . . . 本文を読む

売れた本2016

2016-12-05 | きょうのニューストピック
年間のベストセラーを、朝のワイドショーで取り上げた。検索して、20位までをあげる。ランキングを見ていて、芥川賞作品の売れ方が、やはり人気であったことがわかる。また宗教書が数点あって、その売り上げからすると、実際の販売状況が類推される。 . . . 本文を読む

ポピュリズムの新時代

2016-12-05 | ほんとうのところは
ポピュリズムが時代の節目に現れている。かつて、教科書には、現代政治の一形態である、大衆動員型の政治のあり方を言う、と解説し、世界恐慌以降の危機的状況の中で現れた二つの対応、ひとつは独裁政権による強権的政治による危機打開の道にたいするもう一つの道がポピュリズムであるとされていた。すなわち、ポピュリズムとは、社会主義と民族主義を旗印にして国民大衆を体制の中に取り込みむ上からの大衆動員型政治、、概説ラテンアメリカ史 改訂新版 2001 新評論  http://www.y-history.net/appendix/wh1402-079_4.html  と述べていた。いま、その時代は、>一般大衆の利益や権利、願望、不安や恐れを利用して、大衆の支持のもとに既存のエリート主義である体制側や知識人などと対決しようとする政治思想、または政治姿勢のことである  ウイキペディアより  また、その概念については、>ここ数世紀の学術的定義は大きく揺れ動いており、「人民」、デマゴーギー、「超党派的政策」へアピールする政策、もしくは新しいタイプの政党へのレッテルなど、しばしば広く一貫性の無い考えや政策に使われた。 同上 と、みえる。 . . . 本文を読む