中日新聞の特報に、>安倍政権下「忖度」広がる? 最近、にわかに注目を集めている「忖度(そんたく)」。 他人の心を推し量って行動することを指す言葉で、森友学園問題を巡る国会論戦で登場するや、またたくまに世間に流布した。 今年の流行語に浮上しそうな勢いだ。 (4月04日 朝刊) とあった。その記事の、忖度についての用例を見て、どうも腑に落ちない。ことばの意味を、他人の気持ちをおしはかること、推察とだけするところが、記事全体の用例を覆う。この語については、忖度する、その関係性をとらえることがない。本来の意味内容には、次のような指摘もある。>飯間浩明 日本語学者
「『忖度』という言葉が汚れてしまった気もしますね」
BuzzFeed Japan 3月29日
森友学園問題で一躍注目を集めたのが、「忖度(そんたく)」という言葉だ。籠池氏は会見で、土地取引のスピードが上がったのは「忖度」があったからだと語っている。昭恵夫人の秘書に問い合わせたのをきっかけに、財務省の官僚たちが夫人の意向を「忖度」したという主張だ。また、松井一郎大阪府知事は日本維新の会の党大会で「忖度には、悪い忖度といい忖度がある」(THE PAGE 3月25日)と発言した。
辞書編纂者で日本語学者の飯間浩明氏は「もともと忖度に良いも悪いもなかった。ただ人の心を推測するってことですから」と説明するが、一方、「『忖度』という言葉が汚れてしまった気もしますね。これから『もっと人の心を忖度しなさいよ』と言うと、悪いイメージになるかもしれない」とも述べている。今後、自身が編纂する三省堂国語辞典に「役人が政治家の考えを忖度する」という例文を付け加えることも検討するという。http://bunshun.jp/articles/-/1983 . . . 本文を読む
テレビ番組ネプリーグで書き問題として、こんりんざい を、クイズにしていた。この番組は英単語を聞いて答えさせるなど、小中学校の教科書など、身近な問題作りに余念がない。漢字の問題で解説に予備校の林先生が、須弥山の解説をした。いまいち、ひとつもわからない、水輪、風輪と金輪際ない、だった。虚空の上に風があって、その上には水、そしてまたその上に金でできた大地があって、有情世界の人間がいるところがあって、という、世界観であるから、地球の大地を球体にあると思っていたら、奈落はとらえられない。 . . . 本文を読む