受動態 Passive voice 英語学習に用語が出てきて、文の態としてならう。文法範疇に、voice があり、その規則を知る。そこに母語、日本語との対照が意識されるようになって、規則があることと、表現法の違いを、また、知ることにもなる。学習をして逐語の訳をもってとらえるのは、英語における説明が、その規則にあるように見えて、学びやすく感じることがある。したがって受動態という用語で一通りの認識をすることになると、国語にある、同様の表現法として、受け身を思い起こす。受け身の助動詞用法である。国語の助動詞の機能は、語尾に屈折して、言語でいえば膠着語の現象で、語尾の語形変化を見ることになる、その語形には、ほかに用法があって、ただ形式で見れば、自発、尊敬、可能の用法をも持つ、そこに受け身が加わって、語法として漢語の影響にあったとも考えられる。 . . . 本文を読む
コラム、大機小機、20日付け、世の中に正答はない を読む。資本主義のこれからについて、一つの資本主義の普遍化、資本主義並存の時代と捉え、アングロサクソン型、欧州大陸型、日本型と並べて、その変容をしてきたのが、現実世界である。そして、一党独裁の中国、国家資本主義を見据えるが、アメリカヨーロッパから、いわば資本主義の戦国時代という比喩をもって、哲学的に解説する。そこに、それぞれの意味がある、とするか、そのいずれからか、次の答になるべき資本主義の時代が来るのか、日米の経済摩擦に思いをはせて、当面の世界は収斂ではなく、さりとて和解でもなく、資本主義の多様性自体が普遍的であると認識したうえで、衝突緩和の努力を続けることになるだろう、とコラム、一礫子が述べている。 . . . 本文を読む