この日記の、その年、秋9月に中国南京に行った、講演旅行の、その話の内容を、冒頭ではあるが書き出しを載せている。2017年の流行語に及ぶ。2018年にはその1年間を振り返っているから、引き続き2019年にも、同様に出かけて、この年、ことしは令和、元号をとらえた話に、その記録をまた、ここに書きだそうか。20190920 南京林業大学 第2回 アジア共同体創生における漢字と漢字文化教育 日本の元号に見る漢字文化 > アジア共同体創生における漢字と漢字文化教育にお招きをいただきありがとうございます。第1回目には現代日本語における漢語の流行について、「忖度」を取り上げました。第2回目は「日本の元号にみる漢字文化」について、お話をします。難しいテーマですね、わたしは政治、歴史にも興味があります。お話は言語と文学とに関わって取り上げてみます。
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語の意味の違いをたずねられて、動作動詞には外見のようすと、内面からとらえる表現があると、まずは答えた。語は、つかむと にぎる の2語である。まずは辞書義を見るが、コトバンクで一覧するか、あわせてweblioのサイトをを見る。つかむ と にぎる について、大辞泉が違いを、用例帰納で解説する。つかむ にぎる この二つの外見動作で説明も可能である。こぶしを握るか、こぶしをつかむか、例文比較で、そのとらえ方の例は分かりよい。つかむ、の用例を集めていくとその意味範囲が比喩的に、拡大するのがわかる。検索をすると、日本語教師のページに例題として挙げている。表現の視点を上げて解説し、違いを言うが、日本語ネイティヴならば、これがその違いとして捉えられるようである。ことわざ、溺れる者は藁をも掴む に、当てはめて、分かるかどうか。そうみていくと、この語の用法の違いをあらかた、つかみかた、にぎりかた そのとらえ方で言えるようになるが、意味分析には、さらにこのようすから、コロケーションと認知によることになるようである。 . . . 本文を読む