現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

日本語文法の説8 語、句、文、文章と法

2019-06-14 | 日本語文法
語、句、文そして文章と、それぞれに語法、句法、文法、文章法がある。語法は単語を指す語と、言語の語を見る用法があるから、語を成立させた詞と辞である。句法は語と語とが語句となる用法の句を成立させる分析となるが、句そのものには文の単位に相当する要素がある。詞と詞を連結して連詞と見た文法学説によれば連詞は句の切れであり、それを断句といって成立する句の要素とした。文法は文の単位を翻訳して概念にもった近代の分析である。文として成立する文節は、したがって便宜、文の要素を見る作業の単位として、同じく翻訳の概念である品詞に相当させることができる。文の単位にはその品詞である話部をとらえて、分かち書きにすることで、日本語の単位の語と句と文とがよくわかる。それまでの中国語である古代の漢文漢語の影響を受けた言語に文章を当てると、西洋語の折衷に出来上がってきた文法が、談話文法、語用論を含めて、文章法があらわれる。しかし、それには古典漢語の日本語に及ぼした概念形成に、いま最も英語教育の概念形成が行われているので、言語理論の構造言語として統括する文法ないし文章法に考え方を求めていくことになる。 . . . 本文を読む

第2の人生

2019-06-13 | 思い遥かに
アンビリバボー、カンボジアに派遣されてPKOで経験したことから55歳定年を機に地雷処理の事業団を起こすべく73歳の今まで活動を続ける自衛隊退官後の話に圧倒された。学校建設に尽力して日本語学校施設を5校も作っている。したいことをやるといって、資金不足に挫折、愛妻の病気に苦節を超えた話だったから。 . . . 本文を読む

消えた年金報告書

2019-06-12 | 新語・社会現象語
金融庁、老後資金2000万円の報告書が大臣によって、受け取らない、もうない、と政策の問題におよぶこととなり、ひいては参院選挙の政争になると野党が息巻いて、本当のところは、これまでと変わることがないにもかかわらず、紛糾している。標題に、消えた報告のつもりで表現をいじっていて、年金報告書が消えたと、ならなくて、検索してヒットするのは、消えた年金となった事件に結び付いた言いとなってしまった。ちょうど選挙が行われたころのこと、であるからして議員の追及には、消えた年金に、今回は消された年金報告書とはやしていた。どうにも事の真偽はわからないが、金融庁の商品宣伝に資産形成のものがあって、その推奨に報告が書かれていたらしいという憶測まで生まれている。 . . . 本文を読む

ふうじゃ

2019-06-11 | 木瓜日記
ふうじゃ をどう見るか。風邪ひきと言えばカゼであるから、流行性感冒とか、ウイルス感染とか、その一方で、気温上下による風邪症状は気道の障害になる。東洋医学、西洋医学ともに、一般に、安静にして睡眠をしっかりとることは、風邪の治癒に良い。したがって、よく寝る、眠る。風邪は、上気道、鼻やのどが微生物に感染することによっておこる。その微生物は200種になると、どれが特定されるか。呼吸器系の炎症性の病気、単一の疾患ではないとなると、医学的には風邪症候群というのがある。熱がでて寒けがし咳が出る、そこから体力の状況によって、ふうじゃが現れる。その方面では、―― . . . 本文を読む

国民の歌集

2019-06-10 | 万葉語り
万葉集を出典とする新元号を批評して、その作品の背景を解説、次いでいうところの国民的歌集はとらえ方が時代に遅れていると言う言説で、4月20日の時点で、今から2か月前、メディアの引用である。そのさきにも、ブログに、https://ameblo.jp/hioryu88/entry-12452774339.html  出た! 無頼品田教授の「令和」解釈 2019-04-08 08:16:20 と見えて、そこには、朝日新聞の、私の視点欄に投稿したものの紹介もあり、それがセンセーショナルになったようである、もとはといえば、品田悦一 万葉集はこれまでどう読まれてきたか、これからどう読まれていくだろうか。東京大学教養学部編、知のフィールドガイド分断された時代を生きる 2018年8月 にある。高校生でも理解するというのは、この講座に趣旨があり、この出版のシリーズはこれに限らない。 . . . 本文を読む

日本語文法の説7 陳述、意図 

2019-06-09 | 日本語文法
モダリティーは話し手の意図を分析する。法また話法としての文法規則は日本語では難しくない、というのは、主語が言語主体として明瞭だからであるが、そのはずだったが、文法論はそうではなかった、対人、対事とそして文末の語基まで含めた聞き取り方になってしまったので、話し手の心的態度はとどまるところがなくなってしまった。国語の助動詞を詞を包み込む辞の包摂構造、句構造の論までならとらえやすかったのは、主語述語の構造になかったからである。しかし、それは話しことばとして自明の話者による主語の文が、言語主体による文として成立するものであったにもかかわらず、モダリティの部分を見て、文を抽出する作業が、文章になれば文の規則になってしまう意味の論となってしまった。1970年代の末に日本語教育の実践で話し言葉の表現類型に捉えていた国語の助動詞の用法が、モダリティーと名を変えて、文構造も不明に法として規則だてられようとした、そのころに、日本語教育に教官として赴任してきた文法のモダリティーの第1人者となるスタッフが加わったことを知る。助動詞には展叙、統叙の機能が見えたころであったが、カタカナの文法カテリ議論をまたひとつ加えようとしたのである。 . . . 本文を読む

不足は先送りできない

2019-06-08 | 木瓜日記
単純試算のことで人生100年時代に生きのこるための年金支給では月額5万円の赤字が出るとはじき出して、その不足では資産形成に準備をしてほしいという報告が出た。その額は95歳までとして2000万円にもなる。すでに年金生活での実感はそれにあたるようなことであるから、このまま、いつまで生き延びることになる? . . . 本文を読む

万葉歌人 庶民の歌集

2019-06-07 | 万葉語り
万葉歌人について、いまの常識は高校生でもわかるというサイトに説明に、おやや、なんだろうこれは、ウイキペディアの注について、>万葉集の詠み人は天皇、貴族から下級官人、防人、大道芸人などさまざまな身分の人々と考えられてきているが、品田悦一(東京大学教授)によれば、今日ではほぼ全ての研究者から否定されているという[6][要検証 – ノート] というところ、それはまた、>品田悦一「万葉集はこれまでどう読まれてきたか、これからどう読まれていくだろうか。」(東京大学教養学部編『知のフィールドガイド分断された時代を生きる』二〇一七年八月、白水社)  それを検索すると、>本書は、東京大学教養学部がこの問題意識に向き合うべく、高校生、社会人向けに開講する公開講座「金曜特別講座」を書籍化したもの。人文知や基礎研究に重きを置く教養学部。ときに過去の惨劇から反省し、ときにフィールドワークから他者に学ぶ。  という、宣伝がある。その講義に、ひとつに、さきのものがあって、講師となったのは、>2004東京大学准教授、2011年10月教授。初の単著『万葉集の発明』では、『万葉集』が近代国民国家の文化装置として「国民歌集」の地位を与えられるようになり、「創られた伝統」として成立していくことになった過程を研究。ウイキペディアより  という紹介である。 . . . 本文を読む

トラックバック

2019-06-06 | 新語・社会現象語
トラックバックとは、引用、参照元に対して、あなたの記事が有用でしたので紹介しましたよ、と伝える機能のこと、著作者への通知となる。主にブログで使用されている主要な機能の一つで、他者のブログ内容を自身のブログで引用、参照したときに、引用・参照したことを引用元に通知する目的で使われるものだという。相手のブログに自分のブログのURLが貼られるため、被リンクを獲得することができる。トラックバックURLあるいはトラックバックPing URLと呼ばれる。 . . . 本文を読む

日本語文法の説6 九品の詞

2019-06-06 | 日本語文法
品詞と翻訳し、その名称を詞としたことを思うと、詞の捉え方があったものを、翻訳概念に合わせようとした、となると、詞に対する辞があったのだから、そこには、詞辞の2大分類があったということである。そこに品々が分類されて、品詞の名のもとにテニヲハを加えた経緯がある。そこに後詞とする名称は詞を用いていたものであるから、すでにテニヲハあるいはオランダ語の影響で日本語を分析していた九品の詞のような用語を編み出していた。 . . . 本文を読む