倒木を見ることなどめったにないだろうと思っていましたが、そうでもないようです。もちろんときどきですが、ところどころで見かけましたので、そのいくつかを選んでみました。温暖化による気象の変化が背景にあるのでしょうか。そのほとんどはすぐに片付けられますので、今見ることはできません。
吉田神社(吉沼町36.371878, 140.509891)(撮影 平成30年10月)
平成30年9月の台風で倒れたらしいシラカシです。それほどの古木ではないようですが、根元にウロでもあったのでしょうか。もちろんすぐにかたづけられましたので、今は根元が残っているだけです。
水戸市植物公園(小吹町504)(撮影 令和1年9月)
令和1年9月の台風で倒れたらしいラクウショウです。植物館近くの遊歩道をふさいでいました。生木(なまき)がこれだけ裂けて倒れるのですから、そうとう強い風が吹いたのでしょう。
弘道館公園(三の丸36.375770, 140.475997あたり)(撮影 令和2年4月)
倒れてはいませんが、令和2年4月の強風で折れたらしい、ウメの木です。ウメの多くは幹の中心部が腐ってしまうようで、残った樹皮周辺部分のねじれたりした姿が鑑賞されるようです。これはたぶんそのために折れてしまった樹木なのでしょう。右奥に見えるのは八卦堂です。
笠原不動尊脇(笠原町36.353721, 140.460843あたり)(撮影 令和2年5月)
この倒木は今も残っています。写真右側が残った根元です。こんな大木も倒れるという典型的な例のように見えます。何トンあるか知りませんが、住宅地ではあってほしくない風景です。
水神(極楽橋近く 吉沼町 36°21'50.3"N 140°31'26.3"Eあたり)(撮影 令和3年8月)
新川に向かって、もともとそうとう傾いていて、しかもウロができていたエノキなので、折れるべくして折れたといった感じですが、みごとな風景だっただけに残念さは相当です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます