5月2日(木) 菅沼集落を後にして次に訪れたのが相倉集落(あいのくらしゅうらく)です。
現在、相倉集落には23棟もの合掌造りの家屋が残っており、
地域住民60人が今も生活をされています。
展望台からは白山連峰に残雪が見られます。
長閑な昔ながらの景色ですね。
周りは山に囲まれた相倉ならでは光景です。
5月に入っても花桃や
レンギョや
ヒマラヤユキノシタが見られます。
相念寺 住職さんは隣の合掌造りの家に住んでおられるとか。
此方の集落も電話線、電力線は埋設してあります。
五月晴れのなか集落を歩くのは気持ちが良いですね。
原始合掌造り
壁は雪が多い地域にあるため土壁では剥がれやすいので板壁や杉皮を貼ってあります。
集落での生活感が伝わる光景です。
放水銃が集落のあちこちにあります。
田畑の石垣も集落の景観の一つですね。
桜も咲き、観光地化されていない長閑な集落にほっこりとなった里山でした。
白川郷へ続く
合掌造りといえば白川郷が有名ですが
世界遺産に登録されている合掌集落は白川郷の荻町集落と
五箇山の菅沼集落、相倉集落を合わせた3集落です。
五箇山は富山県南砺市、白川郷は岐阜県大野郡白川村ですが同じ庄川流域にあります。
今回、3集落を巡ってきました。
5月2日(木) 先ず訪れたのが五箇山の菅沼集落(すがぬましゅうらく)です。
菅沼集落には現在9戸の合掌造り家屋が残っています。
田には水が張ってありました。
田植えには未だ期間があると思われますが住民の方のはからいがあるのでしょうか。
家屋は江戸時代から大正時代にかけて作られたものが今でも保存されています。
電線が地下に配線してあり景観に考慮されています。
畑にはチューリップが植わっており絵になる光景ですね。
水路や家屋の板塀、人力車など数百年も変わらぬ景観が残されています。
茅葺屋根は何故か色が異なる3層となっています。
神明社(じんめいしゃ)
集落周辺の田んぼには新緑や
合掌造り家屋が映ります。
規模的には小さな集落ですが素朴な里山の原風景が残っている感じがします。
相倉集落に続く