1月25日 HNK大河ドラマ「麒麟がくる」が 始まったこともあり
明智光秀が築いた福知山城へ行ってきました。
福知山城は、以前にも何回か来て城内はスルーしていました。
今回は天守閣に上がって光秀が見た同じ山々の景色を見ようと・・・
サザンカの向こうに福知山城が見えます。
早朝とあって凛とした空気に光が城壁に差し込みます。
城は明治の廃城令によって取り壊され、今の天守閣は昭和61年に再建されたものです。
本丸の石垣は、当時のままで野面積みと呼ばれる自然石をそのま積んだものです。
石垣に使われている石は自然石に混じって五輪塔、石仏、石臼、灯籠など
転用石と呼ばれる石が約500個が使われています。
何故、転用石が使われたのか。
大量の石が近場になかったこと、築城に時間がなかったこと。
また、築城前はここに大きな寺院がありこの石物を使うことで
当時の旧豪族の勢力に対し威厳を示す狙いがあったとも言われている。
入館料330円払って城内に入ります。
天守閣からの福知山市内の眺め。
写真右の橋の下流の竹薮は、光秀が由良川と土師(はぜ)川の合流地点で
氾濫防止のために築いたもので明智薮と呼ばれている。
向こうに見えるのは山は烏ケ岳と鬼ケ城。
光秀もこの眺めを見たとのだろうか。
今年は子年(ねずみどし)。
ネズミは、十二支の一番目の動物。
ネズミのもつ意味を調べたところ
ネズミは繁殖力が高く、あっという間に何十匹、何百匹にも繁殖することで
子宝の象徴、子孫繁栄の意味がこめられてる。
そこでネズミに因んで、狛犬ならぬ狛ねずみがいる大豊神社に参拝してきました。
大豊神社は、平安時代初期に創建したと伝えられ、哲学の道の傍にあります。
参道
早朝とあって参道は静かでアジサイの黄葉やツバキが彩ります。
本殿
本堂の左には分かりにくいですが樹齢50年とされる枝垂れ桜。
遅咲きの梅との共演をいつか見たいものです。
大国社
狛ネズミがいるのは本殿の右側にあるのが大国社です。
大国主命(おおくにぬしのみこと) がお祀りされています。
狛ネズミがおわします。
向かって右手が手に巻物を持っています。
学問を意味する巻物を持って、学業成就のご利益があることされます。
向って左の狛ねずみは、水玉を持っています。
無病息災、子孫繁栄にご利益があるとされています。
ネズミの絵馬も沢山下がっていました。
新年あけましておめでとうございます。
令和になって最初のお正月。
また、東京で2回目のオリンピックが開催される年ですね。
今年も京都の神社の大絵馬めぐりからスタートしたいと思います。
下鴨神社
舞殿に2匹の躍動感のあるネズミが描かれた大絵馬が飾られています。
豊国神社
豊臣秀吉が祀られた神社です。
京都女子大生が描いた2匹のネズミの中央に秀吉に因んでわら草履と
1匹はタケノコのかぶり物で装ったデザインとなっています。
護王神社
拝殿正面に2匹のネズミの間に打ち出の小槌を配したデザインとなっています。
北野天満宮
楼門に掲げられた大絵馬はネズミに梅は定番として描かれています。
梅宮大社
神楽殿に大絵馬とはいきませんが、ネズミと梅がデザインの絵馬が飾られています。
松尾大社
拝殿に京都在住の版画家、井堂雅夫氏の原画をもとに作成された大絵馬が
飾られています。
今年も色々な場所に行って四季折々の景色を撮りたいと思います。
拙いブログですが今年も宜しくお願いします。