2014/ 9/27(土)
秋晴れの天気のなか、山陰海岸ジオパークにツーリングに行ってきました。
山陰海岸ジオパークは、平成22年10月に山陰海岸国立公園を中心に京都府、兵庫県、鳥取県の
3府県にまたがる東西110kmにわたって広がり、ユネスコの「世界ジオパークネットワーク」
に加盟認定されました。
朝8時30分に自宅を出発。
朝の気持ちいい風を体一杯に感じながら、京都府の北部突端の丹後半島を目指します。
山間部を通って、日本海に出ると、日本海の真っ青な海と白い波しぶきに奇岩、洞窟、洞門が
次々とあらわれ、山手には黄金色の棚田が広がっています。
先ず最初の目的地の経ケ岬から海岸沿いに丹後松島~立岩と巡ります。
経ケ岬 先着のライダー族の横に駐車。
経ケ岬の灯台 真っ白な灯台と青い海のコントラストが見事です。
田圃の向こうに経ケ岬
柚志の棚田 棚田百選のひとつで殆どは稲刈りが終わっていました。
丹後松島
屏風岩
立岩 柱状玄武岩が海岸にそそり立つ姿は見事です。
次に向かったのが豊岡の玄武洞です。
玄武洞は160万年前に起こった火山活動でマグマが山頂から流れ出し固まる時に、規則正しく
綺麗な割れ目をつくりだしたものです。
玄武洞
青龍洞
南朱雀洞
玄武洞を15時40分出発し、自宅に17時10分到着。
走行距離 228km
終わり。
初秋の9月13日(土)~14日(日)の1泊2日で南紀に行ってきました。
秋晴れのもと、のどかな田園風景、深緑の森に奇岩が飛び出す山、古座川の澄み切った清流、
コバルトブルーの海岸沿いをゆっくりと愛車カブで心地良い風を感じながら巡ってきました。
2014/ 9/13(土) 1日目
大阪の別宅を午前0時に出発し、国道24号線から169号線へと南下し、
先ず、寄ったのが瀞峡(どろきょう)です。
ここは、和歌山県・三重県・奈良県を流れる熊野川水系北山川上流に ある峡谷で、崖絶壁や
奇岩・滝など、紀伊半島随一の渓谷美を楽しめる所で、船でゆっくりと巡るのが良いのですが
予算と時間に余裕も無いので、ここは川岸から眺めるだけとなりました。
瀞峡(どろきょう)
次に寄ったのが熊野市の丸山千枚田です。
高低差がおよそ100メートルある山の斜面に1300枚もの水田が幾重にも重なる黄金色
の景色は見事です。
ほぼ中央に大岩があり、どっしりと居座った感じは何とも言えない風格があります。
美しい棚田、黄金色の稲穂、田圃の畦に彼岸花、まさに日本の原風景です。
明日、オーナー制の田圃の稲刈りが行われるため、民家の人達が準備をされていました。
丸山千枚田
大岩
次に寄ったのが熊野三山の一つ熊野那智大社です。
大門坂を上り、大門坂入口からの、杉木立に囲まれた苔むした石段は熊野古道の雰囲気があり
那智山青岸渡寺の境内からは、三重の塔の向こうに那智の滝が望めます。
まさに、古(いにしえ)の熊野といった感じがします。
熊野那智飛鳥神社
大門坂
三重の塔の向こうに那智の滝が望めます。
那智山青岸渡寺 本殿と見間違うほど風格があります。
二の鳥居 朱色と青空のコントラストが絶妙です。
熊野那智大社
八咫烏(やたからす)
那智の樟(くす) 樹齢約800年 樹高27m、幹回り8.5m中は空洞
熊野那智飛鳥神社から那智の滝に続く山道
那智の滝 落差日本一の名瀑で、熊野の山塊より流れ落ちる姿は圧巻
次に寄ったのが古座川町の古座川沿岸にある一枚岩と天柱岩(てんちゅうがん)です。
一枚岩は、古座川の左岸に延長800メートル、高さ150メートルに渡ってそびえ立つ大岸壁で
日本国指定の天然記念物の巨岩。
一枚岩に行く途中にて
一枚岩 私のカメラでは残念ながら全容が写せません。
古座川の水鏡に映る一枚岩 「なんて綺麗」の一言です。
天柱岩(てんちゅうがん)
本日の最後に寄ったのが、橋杭岩です。
橋串本から大島に向かい、約850mの列を成して大小40余りの岩柱がそそり立っています。
その規則的な並び方が橋の杭に似ていることからこの名が付いたとのことです。
昼間の橋杭岩
日暮れの橋杭岩
本日の走行距離 318km
2014/ 9/14(日) 2日目
澄み切った秋空のもと、安宿の気さくな奥さん見送られ、午前6時30分に出発。
深緑色した木々の山々、岩肌から覗く奇岩を見ながらゆっくりと楽しみながら走ります。
県道43号線にて
先ず、行ったところが滝の拝です。
古座川支流にある落差8mの渓流瀑で、 無数の穴が穿たれた岩床に驚かされます。
河床のくぼみに入り込んだ石が水流に揉まれて回転して周囲を削って丸い穴を形成するとのこと。
滝の拝
次に向かったのが虫喰岩です。
虫が食ったような岩・・・そのものです。
虫喰い岩
次に向かうのが花の屈神社、獅子岩、鬼ヶ城、最後の締めが楯ヶ崎です。
海岸沿いの七里御浜は、熊野市から紀宝町に至る22km続く日本で一番長い砂礫海岸で、
潮風に吹かれながら走るのは、とっても気持ちが良い。
七里御浜
七里御浜を背景にキティーちゃんの電車
花の屈神社
獅子岩
鬼ケ城
新鹿湾の眺め
二木島湾の眺め
楯ケ崎
楯ケ先の駐車場から楯ケ崎まで片道1.9km。
上がり下りのの坂道を汗かきながら歩くこと30分かけ、へたりながらようやく到着。
高さ70m・周囲600mのまっすぐな無数の柱が連なったように見える地形の大岸壁です。
まさに絶景です。
楯ケ先を14時15分に出発し、大阪に着いたのが20時丁度。
本日の走行距離 295km
2日間の合計走行距離 613km
終わり。
天候にめぐまれ、冠雪の北アルプスを背景にのどかな安曇野の田園風景を
ゆっくり散策できました。
2014/ 5/16(金)
木曜日、仕事を終えて帰宅したら、
キャンプ道具をバイクに積載し、
関ヶ原ICから名神に乗って中央道の恵那で降り、
剪定師Fと恵那のマクドナルドで待ち合わせ。
1時頃19号線を北上、途中、寒さと睡魔に襲われJR薮原駅で仮眠をしながら
6時頃安曇野に到着。
先ず最初に向かったのが、光城山と長峰山の頂上です。
桜の頃には、登山道沿いに植えられたソメイヨシノが桜並木の間から
北アルプスを望むことができますが、
今回は、時期が過ぎて葉桜となっていました。
山には雲が居座って動きそうにありません。残念です。
光城山(912m)の山頂からの眺め
長峰山(933m)の展望台から北アルプスと麓に広がる安曇野市の眺め
山から下りて、田園風景をゆっくり散策しました。
穂高神社付近 麦畑から
穂高神社付近 水がはられた田圃から
次に向かったのは、大王わさび農場。
脇を流れる蓼川は、クリアで水草が揺れているのがわかります。
わさびソフトクリームを食べましたが、わさびの風味が物足りませんでした。
三連水車
農場内を流れる蓼川付近の樹木
道祖神。
安曇野には、約600体の道祖神が地域の人たちの手で祀られている。
安曇野のそこかしこで
行き交う人々を見守る道祖神は、
災難を払い、農作や良縁を連れてくる
暮らしに根ざした守り神。
忘れかけていた絆や温もりの
大切さを思い出してくれます。
(パンフレットより)
「水色の時」道祖神 安曇野大橋付近
握手(1885)、ほか 等々力付近
彩色/握手(1841)、ほか 等々力付近
握手(1831)、ほか 等々力付近
キャンプ場。
かじかの里公園でキャンプ泊しました。
料金は、一泊100円と貧乏人には助かります。
利用者は、平日とあって、僕らともう一人の3人だけでした。
かじかの里公園入り口
テントを張っています。
2014/ 5/17(土)
4時半頃目が覚め、テントから出て、薄明かりのなか雲ひとつない常念岳が見えた。
はやる気持ちで、2人でキャンプ場を後にして長峰山へとバイクを走らせる。
長峰山の展望台に5時頃着くと、手前の雲は流れているのが分かるが、
山頂付近のどんよりした雲は全く動く気配がない。
山の天気は、改めて変わりやすいと思う。
長峰山の展望台より雲に覆われた北アルプスを望む
落胆し、6時半頃下山して、道祖神めぐりをすることにし、バイクを走らせる。
神代文字道祖神 南豊科付近
双対道祖神酒器像
安楽寺大門跡
NHK連続テレビ小説「おひさま」の舞台の記念碑
常念道祖神。
4月中旬~下旬には、両脇に桜が咲き人気のスポットとなっている。
れんげが一面に咲いている。
背景に常念岳が見える。
常念道祖神付近 水がはられた田圃に常念岳が揺れている。
穂高付近 田植えの風景
穂高付近 麦畑
「水色の時」道祖神の脇に流れる穂高川の支流。
クリアな水が藻を揺らして流れている。
思わず、「きれい~」と言葉が出てしまう。
池田町の北アルプス展望美術館へと向かう。
北アルプスに映える夕陽を期待し、6時30分頃まで待機するが、
期待むなしく、夕陽は拝めそうにありません。
しかたなく、キャンプ場へと引き上げる。
池田町 あずみ野池田クラフトパークより
2014/ 5/18(日)
4時頃、目が覚める。
昨日と同じく雲ひとつない常念岳がそびえている。
暫くすると、朝焼けに染まって赤みがかって見える。
今日こそ、北アルプスの絶景が見えると核心し、
今日は一人でキャンプ場を後にバイクを走らせる。
相棒の剪定師Fは、老体のため、キャンプ場でゆっくりするとのこと。
キャンプ場より、朝焼けの大滝山、蝶ケ岳、常念岳を望む
先ずは、風が出ない早朝で、水鏡に映る北アルプスを写真に撮ろうと
等々力付近の田園地帯へと向かう。
水がはられた田圃には、北アルプスを背景にのどかな原風景が水鏡となって
映し出され、今回のツーリングでのベストショットとなりました。
水鏡 等々力付近 コンパクトカメラで撮影
水鏡 等々力付近
麦畑 等々力付近 コンパクトカメラで撮影
等々力付近 麦畑にて
次に向かったのが、長峰山の展望台。
遂に、冠雪した北アルプスと安曇野の絶景が眼下に一望できました。
ヤッター!
展望台
中央が常念岳(2857m)
常念岳
雪形(ゆきがた) 「常念坊」の見頃は少し過ぎ、「万能鍬」が出現しようとしている。
剪定師Fとは、8時に待ち合わせている碌山美術館の駐車場へと向かう。
落ち合って、最後に水鏡の田圃にて北アルプスをバックに記念撮影する。
3日間で今日は、最高の天気に恵まれ、
早々に帰るのがもったいないくらいの天候である。
観光センターに寄って、わさびの土産を買い、
8時30分に安曇野を後にする。
道の駅 木曽川源流の里きそむら
道の駅 大桑
19号線を南下し、剪定師Fとは、中津川ICで別れる。
中央道、名神を走り、関ヶ原で降り、舞鶴方面で無事、18時に帰路に着く。
3日間の走行距離、1,030Km
終わり