2日の朝日「ひと」欄によると、検事総長に就任した樋渡利秋さんの趣味は、将棋。
将棋が仕事にも役立っていることを知って、とても嬉しい。
私も裁判が難局となると、次の一手を考えている気分になることがある。
(抜粋)
趣味の将棋でも、自ら早急に動くことを好まない。飛車を盤の中央に振る「中飛車」といわれる戦法が得意だ。相手の動きに対応し、自在に攻められるからだという。
特捜部在任中、リクルート事件の捜査で、行き詰まった。そこで事件という盤面を冷静に読んだ。「職務権限を行使したのでなく、しなかったことが便宜になる」。行政の「不作為」を問題視する逆転の発想で立件にこぎつけた。
将棋が仕事にも役立っていることを知って、とても嬉しい。
私も裁判が難局となると、次の一手を考えている気分になることがある。
(抜粋)
趣味の将棋でも、自ら早急に動くことを好まない。飛車を盤の中央に振る「中飛車」といわれる戦法が得意だ。相手の動きに対応し、自在に攻められるからだという。
特捜部在任中、リクルート事件の捜査で、行き詰まった。そこで事件という盤面を冷静に読んだ。「職務権限を行使したのでなく、しなかったことが便宜になる」。行政の「不作為」を問題視する逆転の発想で立件にこぎつけた。