昨日に続いて今日も反省である。
東京地裁で関与した1審判決で、高裁では支持されていたものの、最高裁で破棄差戻しとなったとの報に接した。
パチンコ店の出店を妨害した類似事案(札幌市のパチンコ店業者が稚内市に出店しようとしたら、地元業者が公園をつくって土地ごと寄付し、児童遊園が新設されたという事案)の昨年3月20日の最高裁判決から予想はしていたものの、やはりショックだ。
それで思い出したのだが、「裁判官はパチンコ台みたいだ」と言われていると周防正行監督から聞いた。「比較的よく出る台と全く出ない台があるからだ」という。
(毎日から抜粋)
茨城県守谷市にパチンコ店出店を計画した同県筑西市の業者が、出店阻止目的で診療所を新設されたとして、ライバル業者や医療法人、医師などに約7億6600万円の賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖(ときやす)裁判長)は8日、被告側の賠償責任を認めた。その上で請求を退けた2審判決を破棄し、賠償額算定のため審理を東京高裁に差し戻した。
1、2審はライバル業者と医療法人が協力して出店妨害したと認めたが、賠償が認められるのは診療所開設までに原告が投資した費用に限られるとして請求を棄却した。小法廷は、開業すれば得られた利益についても「開業妨害と因果関係のある損害に当たるのは明らか」と判断し、賠償責任を認めた。
東京地裁で関与した1審判決で、高裁では支持されていたものの、最高裁で破棄差戻しとなったとの報に接した。
パチンコ店の出店を妨害した類似事案(札幌市のパチンコ店業者が稚内市に出店しようとしたら、地元業者が公園をつくって土地ごと寄付し、児童遊園が新設されたという事案)の昨年3月20日の最高裁判決から予想はしていたものの、やはりショックだ。
それで思い出したのだが、「裁判官はパチンコ台みたいだ」と言われていると周防正行監督から聞いた。「比較的よく出る台と全く出ない台があるからだ」という。
(毎日から抜粋)
茨城県守谷市にパチンコ店出店を計画した同県筑西市の業者が、出店阻止目的で診療所を新設されたとして、ライバル業者や医療法人、医師などに約7億6600万円の賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖(ときやす)裁判長)は8日、被告側の賠償責任を認めた。その上で請求を退けた2審判決を破棄し、賠償額算定のため審理を東京高裁に差し戻した。
1、2審はライバル業者と医療法人が協力して出店妨害したと認めたが、賠償が認められるのは診療所開設までに原告が投資した費用に限られるとして請求を棄却した。小法廷は、開業すれば得られた利益についても「開業妨害と因果関係のある損害に当たるのは明らか」と判断し、賠償責任を認めた。