弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告→法科大学院教授になった竹内浩史のどどいつ集

自判している 時間はないが 自信なければ 差戻し

2009年11月06日 08時29分56秒 | 裁判
今週の朝日の最高裁特集はよくできていた。
気になったのは、最高裁判事にとって刑事否認事件の負担が大変重いという点。
滝井さんも、記事でも著書でも同様のことを述べている。
確かに、事実審ではないのに、最終審として「冤罪」の最終責任を問われるのは厳しいだろう。
疑問が残ったときは、無理に結論を出さず、事実審に差し戻した方がいいのではないだろうか。