岡口基一裁判官の分限・罷免に関して、罷免訴追請求までと、罷免判決後とで、あまりにも弁護士会の反応が異なる事に違和感を抱いていた。
例えば、京都弁護士会も、訴追に対しては反対しながら(写真は会長声明の後半部分の抜粋)、罷免判決には批判声明を出していない。
罷免反対の会長声明を出したのは、全国でも、岡口さんが裁判官として勤務した東京・仙台をはじめとするごく限られた単位弁護士会だけである。
日弁連ではなぜ出さなかったのか、先週土曜日に招かれた司法シンポジウムの打ち上げ懇親会で率直に質問してみた。保守派の第一東京弁護士会などが理事会で強硬に反対したのだろうと思い込んでいた人は、少なくないと思われるが、少なくとも、この一件については冤罪であった。担当委員会で人権派と目される大物弁護士から強硬な反対が上がり、そもそも日弁連理事会には議案すら上程されなかったという。全く困ったものだ。
裁判官の身分保障も軽くなったものだ。これでは怖くて裁判官を定年まで続ける気にもならない。
例えば、京都弁護士会も、訴追に対しては反対しながら(写真は会長声明の後半部分の抜粋)、罷免判決には批判声明を出していない。
罷免反対の会長声明を出したのは、全国でも、岡口さんが裁判官として勤務した東京・仙台をはじめとするごく限られた単位弁護士会だけである。
日弁連ではなぜ出さなかったのか、先週土曜日に招かれた司法シンポジウムの打ち上げ懇親会で率直に質問してみた。保守派の第一東京弁護士会などが理事会で強硬に反対したのだろうと思い込んでいた人は、少なくないと思われるが、少なくとも、この一件については冤罪であった。担当委員会で人権派と目される大物弁護士から強硬な反対が上がり、そもそも日弁連理事会には議案すら上程されなかったという。全く困ったものだ。
裁判官の身分保障も軽くなったものだ。これでは怖くて裁判官を定年まで続ける気にもならない。