W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
コメントはタイトルをクリックしてどうぞ。

鋳物民俗資料館(1) 「田中家は鋳物の歴史伝えてる」

2006年07月06日 | 歴史
  枚方市の真ん中に万年寺山という小高い丘があってそこに昔から続く田中家という鋳物家があった今はその建物が枚方市藤阪というところに移設されて残されている。この昔ながらの建物はすでに築250年を経て母屋とともに今も健在、建物の中央に高熱で金属を溶かす「こしき炉」(溶鉱炉)と「たたら」(ふいご)4人乗り、を配し内部の土間に鋳型を配置するという構造になっている。現存するのは全国でもここだけだそうだ。そうしてお寺の梵鐘や農具などが作られた、古くは奈良の大仏(盧舎那仏)の造営に端を発して鋳造の技術は脈々として受け継がれてきたのは間違いがない。この日も地元の小学校生がバス2台で見学に来ていた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする