W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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親切な人たちに助けられて 「古里に思いを馳せて千の風」

2011年01月28日 | TOWN
 先日Wakiの伯父が98歳で天寿を全うした。末っ子の伯父には子供がなく伯母と二人暮らし、したがって8人兄姉の長兄の子供であるWakiが葬儀を取り仕切ることになった。そんな訳でトンボの目は暫くお休みをいただいた。伯父は淡路島洲本市出身。幼い頃はこの風光明媚な三熊山にも登って町を見下ろしたことと思う。大阪では丁稚奉公から商売を始めたが応召で中国の前線に送られたが無事に帰還、戦後は胃潰瘍で胃を全摘している。リタイア後の健康法は毎日の住吉公園までのマラソンと一番風呂であった。ときどき購読の新聞の投書欄に自分の戦時体験等を投稿していたが悠々自適の晩年であった。Wakiが疎開から帰ってすぐ隣に住んでいたころは商店街も活気にあふれていたが今はシャッターの閉まった寂れた街になってしまった、けれどもご近所の方々が家族のように親身になって見て下さり葬儀もたくさんの方が見送ってくださって感謝している。西国巡礼時の装束の伯父はおだやかでいい顔をしていた。合掌。
コメント (5)
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