自分のことを言うのもはばかれるがWAKIは自分で自分を果報者だと思っている。42年間勤めた会社を定年退職して以降第二の職を得て元の仕事を生かした品質管理と新たに学んだ環境管理の仕事を少し続けさせていただいていたが漸く先月をもって廃業した。面倒な確定申告も今年限りだ。主な仕事は次代を担う若い経営者の育成でいい人材に育ってくれた。ここまで健康にも恵まれて働いてこれたのもひとえにアカトンボのお蔭と感謝している、帰るとテーブルには気持ちを込めた小さな花とプレゼントそれに子供たちからも電話があった。そうして多くの社友の人たちと好きなパソコンの勉強ができる幸せをかみしめている。でも若かりし頃夢をいだいて社会人となって終生お世話になった会社はいまたいへんな状況になっているが、ここで出会った人となりとこのご恩は決して忘れることが出来ない、同じように夢を抱いて社業にいそしんできた後輩たちはいま大変な苦境に立たされているのを見ると胸が痛む。ぜひ希望を捨てずに頑張って欲しいと願っている。