3月24日の新聞にアウシュビッツの記事が掲載されてWAKIは思いを新たにした、というのは1964年にWAKIは所属していた労組から総評・中立労連の代表の一員としてイタリア・フィレンツェでの「平和と軍縮のための青年学生国際会議」に参加した、その帰途東欧各国を視察、そのなかにポーランドのアウシュビッツがあった、この新聞記事を見て45年も前の記憶が鮮明に蘇ってきた。大きな部屋に山積みされた義足、靴、衣類、毛髪、果ては毛髪で作られた毛布、ガス室に使用された毒ガスの缶、いかに多くの人が犠牲になったかがわかる。そしてこれらの展示をWAKIはカメラに収めたが、やや色あせていたが、そのカラースライドを改めて取り出して見て当時の事をあらためて思い起こした。と同時に多くの人に伝える責務があると考えている。ここはユネスコが「負の世界遺産」に登録されていて、観光地ではないがいまは戦争を知らない多数の人々が見学に訪れているという、「ヒロシマ・ナガサキ」同様、遠隔の地ではあるが、ぜひ多くの人に訪れて欲しい場所だと心から思っている。
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一方、現在の世界情勢を見ると、イスラエルのパレスチナに対する非人道的な空爆があります。双方に言い分があるとはいえ、どうなっているんだと思います。20世紀は戦争の世紀でしたね。21世紀は平和の世紀であってほしいとつくづく思います。