
京阪電車が中之島に乗り入れてそれぞれの駅が随分とモダンになった。その一つがなにわ橋駅勿論川の底を掘削して出来た駅だからホームはいちばん深いところにある。新しいだけあっていろんな試みがされている。いちばん深いからエスカレータで地下階から地上に上がってくるがここは階ごとの空間がアートギャラリーであったり、対話の場であったり、自由参加の討論会や展示会、ときにはダンスパフォーマンスの場になったりするそうだ。せわしく改札を通り過ぎるだけの駅でなく人々の話や輪の空間としての機能を持たせる工夫がなされている。
新しい駅の構造が,単なる「のりば」から多機能化されている様子が目に浮かびます.都市設計の専門家が育成されてきたのかもしれませんね.外国の都市の場合,深い地下鉄の駅は戦争のときの避難壕を意識していたそうですが,まさかこの新しい空間が失職者たちの仮の住まいにはないことを祈ります.
人々の出会いの場としても印象に残るように設計されているそうです。